ナショナル ジオグラフィック

黙示録:冷戦時代

原題: Apocalypse: War of Worlds
黙示録:冷戦時代の写真

番組内容

第二次世界大戦が終わり、世界に平和が戻るかに思えた1945年、新たな戦いが幕を開ける。ソ連率いる共産主義国と、アメリカを中心とした西側諸国の冷戦である。この対立がベトナム戦争や朝鮮戦争といった地域紛争を誘発、さらには核戦争が危ぶまれるキューバ危機を招く。おびただしい数の犠牲を出した東西冷戦。その象徴だったベルリンの壁が破壊され、続いてソ連が崩壊するまでのこの時代を、カラー化した映像で振り返る。

ナレーション声優
明坂 聡美
【声優代表作】

「家庭教師ヒットマンREBORN!」(クローム髑髏/凪役)
「みつどもえ」(丸井ふたば役)
「今日の5の2」(浅野ユウキ役)
「探偵オペラ ミルキィホームズ」(アルセーヌ/アンリエット・ミステール役)
「そふてにっ」(冬川来栖役)
「レベルE」(江戸川美歩役)
ほか


■60分×6話

エピソード

「 東西の対立 (原題: The Great Rift) 」

1945年夏。第二次世界大戦は深い傷痕を残した。平和が訪れるかに見えたが、世界ではさらなる対立関係が生じていた。アメリカとイギリスはソ連を警戒。中でも共産主義が広がったインドシナでは、非常に⾧い紛争が繰り広げられる。フランスからの独立を訴えてホー・チ・ミンが立ち上がったのだ。また、地域紛争は西側諸国と共産主義の戦いでもあった。アメリカは核爆弾をテスト済み。人類に新たな黙示録の脅威が迫っている。

「 高まる緊張 (原題: The Escalation of Fear) 」

1947年、第二次世界大戦で疲弊したヨーロッパの復興を目指し、アメリカがマーシャル・プランを発表。これに反発を強めたソ連はベルリンの交通網を封鎖。アメリカは空輸によってベルリンに物資を届ける。インドシナ半島では、ホー・チ・ミンとフランス軍が一進一退の攻防を続ける。中国では共産党の毛沢東が政権を奪い、中華人民共和国を建国。また、朝鮮半島では北朝鮮が韓国を攻撃し朝鮮戦争が勃発。東西の緊張が高まっていく。

「 戦争拡大の脅威 (原題: The World Trembles) 」

1950年9月、朝鮮では追い詰められる国連軍を救うべく、マッカーサーが仁川上陸作戦を決行。作戦は成功を収めるも、中国が参戦し国連軍は大敗する。原爆で状況の打開を図ろうとした司令官のマッカーサーは、大統領トルーマンに解任される。一方ベトナムでもベトミン軍とフランスの戦いは続く。フランスは切り札として名将ド・ラトルを派遣。2つの戦争の後ろには、ソ連の影があった。果たしてスターリンは世界を制するのか?

「 共産主義の拡大 (原題: The Conquest) 」

1953年、スターリンが死去。これを機にアジアの紛争は終焉に向かう。朝鮮戦争では休戦協定が結ばれ、多くの米軍が去った。一方インドシナでは、ベトミン軍がディエンビエンフーで大きな勝利を収める。10年近く続いた戦争は、ジュネーブ協定の調印により休戦が実現。フランス軍はベトナムを去る。しかし南北のベトナムは、のちに再統一の選挙を行うこととされ、分断されたまま。ホー・チ・ミンの再統一への戦いは続く。

「 大いなる隔たり (原題: The Wall) 」

1956年2月、共産党の第20回大会で、フルシチョフはスターリンを痛烈に批判し、世界を驚かせた。緊張緩和路線を取りアメリカと接近するが、軟化したわけではなかった。ハンガリー動乱を武力で鎮圧、ベルリンには東西を隔てる巨大な壁を建設した。ケネディ政権と対立し、キューバに核ミサイルを配備したことで、一触即発の危機を迎える。アジアでは米ソがそれぞれ南北のベトナムを支援。ベトナム戦争が始まろうとしていた。

「 泥沼の戦い (原題: The Abyss) 」

1963年11月、大統領ケネディが暗殺される。後任となったジョンソンは、ベトナムに派遣する兵を大幅に増員する。しかし戦地の様子がテレビで放送されるようになると、多くの国民が胸を痛め、反戦運動が活発化。アメリカはベトナム撤退を余儀なくされる。一方ソ連は多方面にわたる紛争への介入で経済が破綻。また東欧の独立運動も過熱していた。1989年、ベルリンの壁が崩壊し、次いでソ連は解体。冷戦は終結を迎える。

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