動物学者ジャック・ランドールが、オーストラリアのノーザンテリトリーに生息する6種類のニシキヘビを探して旅をする。6種のうちの1種は、「ゴースト」の異名を持ち、野生ではほとんど目撃されたことのないオーエンペリニシキヘビだ。6種類のニシキヘビを探してワニやヒルが潜む沼や険しい岩場を探る中、オーストラリア固有の毒ヘビをはじめ個性的な爬虫類たちに遭遇。果たして幻のオーエンペリを見つけることはできるのか?
ワイルドな自然が広がるオーストラリアのノーザンテリトリーを訪ね、2種類のワニによる勢力争いの最前線をレポートする。以前は海水域にすんでいた体の大きなイリエワニが、川の上流へ進出し、淡水にすむ小柄なオーストラリアワニの生息域を脅かしているのだ。人間との共存を図り、自然界のバランスを保つべく、管理や調査のためワニの捕獲を行う地元の専門家たち。ジャックはその現場に飛び込み、危険なワニの捕獲に挑む。
動物学者ジャック・ランドールが、野生のカンガルーの群れと戯れるという幼い頃からの夢を叶えるため、オーストラリア奥地を旅する。道中ではミナミオオガシラやエリマキトカゲなど、地域固有のユニークな動物たちに次々と遭遇。さらに、路上で死んでいたカンガルーのお腹の袋を調べると、生きた赤ん坊を発見。急いで保護施設に連れて行くと、そこでは様々な野生動物たちがリハビリを受けながら、野生に帰る準備をしていた。
オーストラリアのグレート・バリア・リーフを訪れ、海洋研究チームの調査に同行する。気候変動によりサンゴ礁が消滅しつつある中、海の動物たちは環境の変化に適応できているのだろうか。実態の把握には、生態系の指標とされるアオウミガメの調査が欠かせない。だがウミガメに優しい捕獲法は、人間にとっては危険なチャレンジだった。ジャックはエイやサメやジュゴンなど多様な生き物に遭遇しながら、アオウミガメの捕獲に挑む。
動物学者ジャック・ランドールが、オーストラリアのヨーク岬半島で、世界最強と言われる5種類の毒ヘビを探して駆け回る。中でもタイパンは極めて素早く、狂暴で、過去に多くの犠牲者を出している。専門家すらも近づこうとしない悪名高いヘビだ。道中では巨大なニシキヘビや猛毒を持つタランチュラも発見。地元で伝説的なヘビ専門家の助けも借りながら、最も危険な毒ヘビを決めるべく、ジャックが世界最強の毒ヘビたちに挑む。
オーストラリアの壮大な景色が広がるレッドセンター。砂漠地帯には、この国を探検するために海外から連れてこられた数え切れないほどの馬やラクダが生息している。長い間、人間に放置されてきたことで、野生化してしまった馬やラクダたち。そんな動物たちが干ばつによって死の危機に瀕しているという。砂漠の過酷な環境で生きることを強いられた動物たちを救うべく、ジャックは地元の住民たちとタッグを組んで捕獲に乗り出す。