"家族"を意味するハワイの言葉「オハナ」。それは大陸から遠く離れた太平洋の島々で互いに助け合い共に生きていくハワイアンたちにとって、友人や隣人たちを含む大きな家族を意味する言葉だ。24時間年中無休の獣医師バックアイ・ボトムズは、オハナから呼ばれれば必ず駆けつける。今回のエピソードでは、ロバやヤギの去勢、豚の爪の手入れ、ロデオを引退した馬の歯の検査、そして昏睡状態の犬"プカ"に救命処置を施す。
バックアイはさまざまな動物を診察して、その場で手術も行う。カウアイ島では尻をかゆがっていた犬、しこりのできたヒツジ、骨折した雄ヒツジ、脇腹にしこりのできた犬を診察。そしてある日はマウイ島に行き、母ヤギの乳房の腫れを診て子ヤギの離乳をアドバイスし、ヒツジの去勢手術をし、ミニチュアホースの蹄を磨き、しつけの手伝いをする。そこには先輩医師の言葉を守るバックアイの姿があった。
ハワイを往診して巡る獣医、バックアイ・ボトムスはあらゆる事態に対処しなければならない。バックアイはトラックの「診療所」ごと移動して患者を訪問するが、マウイ島でマシントラブルが発生する。それでも彼はいろいろな動物の削蹄、去勢に歯の手入れ、妊娠検査、腫瘍の切除、健康診断に飛び回る。それから子どもたちに動物についてのレクチャーも頼まれた。バックアイ自身も楽しみなその日はとっておきの芸も披露する予定だ。
バックアイはヤギのしこりを治療したり40頭のヤギの健康診断をしたりと、今日も往診に大忙し。そんな中、ハリウッド俳優である父のティモシーがカリフォルニアからハワイにやってきた。久々の再会を喜ぶ親子。ティモシーは息子との再会とサーフィンを楽しみにしていた。だが、まずはバックアイの手伝いだ。患者は牛に馬、ロバに犬。手伝いをしつつも頭はサーフィンでいっぱいのティモシー。果たして彼はサーフィンに行けるのか。
バックアイ・ボトムスはハワイの島を往診して巡る獣医だ。正しい診断を下すには鋭い観察眼とそれをサポートする医療器具が要る。待望の小型レントゲン撮影機を入手したバックアイは大喜びだ。早速新兵器を車に積んで、以前から約束していたクノア牧場のコニーとケインのロデオ馬、ファイゴの足を診察しに向かう。スピリット・オブ・ジ・アース農園のマリーが飼うオンドリ、ビッグ・レッドの足の診察にもレントゲンは大活躍する。
今日も大忙しのバックアイ。相棒ケヴィンの誕生日を特別なものにしようとシャンプーをしにいく。その後、足をケガしたヤギや、耳に血腫のできた犬、エサを食べない子ネコなど、ハワイ中を飛び回って治療にあたる。そんな彼のもとに、寝たまま起き上がらない牛を診てほしいという連絡が入る。飼い主によると、前日の夕方からまったく立とうとしないらしい。そして待っていたのは、思いもしない結末だった。
バックアイは子牛の健康診断のため友達のカイリーを訪ねる。高校で農業を教える彼女に授業で話をしてほしいと頼まれ、彼は快諾する。次の患者は男嫌いのラバ、ラニポ。カツラで女装して近づくことに成功したバックアイだが、注射器を見たラニポは逃げてしまう。他にも馬の購入前検査をしたり、ネコを去勢したりと相変わらず大忙しだ。そんな中、つらい連絡が入る。それは発作を起こした老犬を安楽死させてほしいという連絡だった。
バックアイは今日も往診にハワイ中を飛び回る。患者にはいつも驚かされる毎日。介助犬ならぬ介助馬として働くミニチュアホースを診察し、介助馬の仕事に同行する。ある日2件の診察を終えた後向かった先は、犬同士のけんかで傷を負ったコナと呼ばれる犬。彼の手術を行うが、飼い主であるシエラの家は工事中で停電している。あっという間に日没が迫り焦るバックアイ。彼はどうやって暗闇の中、手術を成功させるのか。