ナショナル ジオグラフィック

ロスト アンド ファウンド

原題: Lost and Found
ロスト アンド ファウンドの写真

番組内容

バングラデシュにある世界最大のロヒンギャ難民キャンプには、暴力と民族浄化によって祖国ミャンマーを追われた多くの人がひしめく。命懸けの逃避行と混乱するキャンプ生活で多くの人、特に子供たちが家族とはぐれてしまう。自らも難民であるカマル・フセインは、マイクだけを備えた今にも倒れそうなテントから、家族が再会できるよう情報を発信し続けている。迷子が無事に家族の元に戻れた時、カマル自身の心も救済されるのだ。

予告編

■30分

番組のみどころ

製作陣
アカデミー賞アカデミードキュメンタリー映画賞にノミネートされた「ヴィルンガ」と、アカデミー賞アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」で製作総指揮を務めたジョアンナ・ナタセクラと監督を務めたオーランド・ヴォン・アインシーデが再度タッグを組んだ作品。

ロヒンギャは、どんな人々だろう?
ミャンマーのイスラム系少数民族。主にミャンマー西部に住んでおり、国籍を持っていないため、もちろんミャンマーの国籍も持っていない。彼らはロヒンギャ語を話し、民族的な独自の文化を持つが、ミャンマー政府はロヒンギャを国民として認めておらず、差別は根深く残っている。

ミャンマー政府、バングラデシュとロヒンギャ
無国籍状態のロヒンギャの人々は、横行する虐殺はミャンマー軍と仏教徒の暴徒によるものだと非難しているが、ミャンマー政府はロヒンギャの武装集団が自ら村に火を放ったり、ミャンマー軍への協力が疑われる民間人を殺害したりしていると非難している。双方の証言の立証は困難だ。生き残ったものの行き場を無くしたロヒンギャの人々は、ミャンマーから隣国バングラデシュへ難民となってあふれ出ている。

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視聴方法

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