プロアングラーのマイク・アイコネリが、テキサス州のオースティンを訪れ、3種類の魚に挑戦。他の地域では釣れない魚、非常に賢い魚、1日では釣れないレアな巨大魚と、どのターゲットも手ごわく、マイクは地元の釣り人たちの手を借りながら悪戦苦闘する。釣りの合間にオースティンの美しい自然や釣り場にまつわるエピソードを紹介し、地元の名店や動物も登場。タイムリミットが来る前に、マイクは全種類を釣ることができるのか?
今回の舞台は台湾、台北市。狙う魚は台北を代表するアフリカナマズ、スズキ、レッドスネークヘッドの3種類だ。もともと養殖魚として輸入されたアフリカナマズは、今では街中の川にも生息している。スズキは河川でも釣れる海水魚だが、汚染が深刻な川に生息している保証はない。レッドスネークヘッドはサメに似た鋭い歯を持つ怪魚で、警戒心が強く、そう簡単には捕まらない。果たしてマイクの願いは台湾の神様に届くのか?
今回の舞台はイギリス、ロンドン。真冬のロンドンで、街を象徴する3種類の魚に挑戦する。カワカマス、バーベル、パーチだ。獰猛なカワカマスは、鳥をも補食してしまうことで知られる。「川の王子」の異名を持つコイ科の魚、バーベル。地元のガイドが言うには、なんとスパムで釣ることができるという。マイクはいぶかしげな様子。最後の1匹は、パーチ。子供の頃に初めて釣った魚として、ロンドンの釣り人には思い入れのある魚だ。
今回の舞台はマジックシティと呼ばれるフロリダ州マイアミ。フロリダは世界的な釣りの聖地として知られている。チャレンジ精神旺盛なマイクは、ノルマを2倍にして、5日間で6種類の魚に挑む。無謀ともいえる挑戦の内容は、淡水魚3種類に海水魚3種類を釣ること。遠路はるばるマイアミの運河にやってきた外来の淡水魚。そして、世界最速の魚や、古代魚を含む海水魚。前代未聞のチャレンジを無事やり遂げることができるだろうか?
今回の舞台はルイジアナ州ニューオーリンズ。マイクが、かつてトーナメント優勝を果たした思い出の地だ。そんなニューオーリンズで、体長3メートルにもなる巨大な古代魚、アリゲーターガーをはじめとする、地元の代表的な3種類の魚に挑戦する。一帯には洪水を防ぐための運河や水路が張り巡らされており、天候も気まぐれだ。今回も一筋縄ではいかない。マイクは目当ての魚を釣り上げるため、思い出の地で奮闘する。
今回はニューヨーク市で究極のアーバンフィッシングに挑戦。マイクはハドソン川を隔てたニュージャージーの出身なので、なじみのある釣り場だ。さらにニューヨークには昔からのアングラー仲間も住んでいるので怖いものなし。マンハッタンのセントラルパークから、ホホジロザメが住むロングアイランドまで、魚を追って飛び回る。合間には、大勢の観客を前に釣りを披露したり、釣り部の子供たちと触れあったりして大都会を満喫する。