ナショナル ジオグラフィック

史上最悪の地球の歩き方 8

史上最悪の地球の歩き方 8の写真

番組内容

ある者は刺激を求め、またある者は新しい生活や人生の休息を求めて外国へと旅立つ。しかし、彼らを待ち受けていたのは、悪夢以上に恐ろしいものだった。麻薬の密売人、誘拐の被害者、戦争捕虜たちが異国の地で遭遇した想像を絶する危険な体験を、本人たちの語りをもとにドラマ仕立てでお届けする。

■60分x6話

番組のみどころ

事実は小説よりも奇なり
事実は小説よりも奇なり。この言葉を体言してくれているのが、当番組に登場する人物達の経験談だ。自ら危険(そして違法)な行動を取る人物もいることから、同情出来るかどうかは見ている人によるかもしれない。だが、海外の刑務所に送られたり、政府軍に拘束されたり、普通では考えられない体験をしているのだと思うと、見ている私たちも力が入ってしまう。世界中を舞台に奇妙で最悪な事件に巻き込まれた人々…少し変わった旅番組として楽しむことも出来るかもしれない。

エピソード

「 若き麻薬王 (原題:Breaking Bad In Britain) 」

音楽とドラッグのパーティーに明け暮れていた大学生のピーターはドラッグの取引に夢中になる。一度は逮捕されるも、服役後は南米エクアドルからテントにコカインを仕込んで密輸入を開始。そのビジネスで巨額を稼ぎ出すが、イギリスとエクアドルの警察に逮捕されて南米屈指の危険な刑務所に送られることに。凶悪なギャングに囲まれて長期刑に服すことになったピーターは、刑務所内でドラッグを売って生計を立て始める。

「 売人の少女 (原題:Narco At Nineteen) 」

ヨハネスブルグの大物ディーラーのもとで働いていた19歳のシモーヌは、出張先のボリビアで重要なコカイン取引を成功させる。そのコカインを直接持ち帰るよう指示され、なんとか空港のチェックを抜けて飛行機に乗り込むが、離陸直前に捕まって刑務所に送られる。それはまさに麻薬の密輸で捕まった母親と同じ末路だった。シモーヌは言葉も分からない異国の刑務所で自由を求めて必死に生き延びようとする。

「 スーダンで拉致 (原題:Double Crossed In The Deser) 」

イギリス人ジャーナリストのフィルは、スーダン政府軍がダルフールで化学兵器を民間人に使用しているとの噂を聞いて、ドキュメンタリー映画を撮るため現地に出かける。チャドからスーダンに入国したものの、目的地マラ山に行く途中で問題が発生し、密輸業者に案内を頼まざるをえなくなる。だが密輸業者に裏切られ、フィルは政府軍に拘束されて拷問を受けることに。フィルたちと隠し持っていた撮影映像は闇に葬られてしまうのか?

「 メキシコのラ・メサ刑務所 (原題:Mexican Border Bust) 」

1974年、ロジャーからマリファナの調達を相談されたスティーブは、メキシコからアメリカに120キロものマリファナを密輸するが、引き渡し時に仲間2人と共にメキシコ警察に捕まってしまう。スティーブは1人で責任を負い、ロジャーたちを釈放させると、ロジャーは「戻る」と約束して去る。受刑者が武器を持つ無法地帯として悪名高いラ・メサ刑務所に収監されたスティーブは生きて出られるのだろうか。ロジャーは戻るのか?

「 アルカイダからの逃亡 (原題:Escape From Al Qaeda) 」

2012年、退職してフリーのカメラマンになったマットは、政府と自由シリア軍の戦いを写真に収めようとシリアに向かう。だが前線での撮影を終えて帰る途中、アルカイダ系のイスラム過激派、ヌスラ戦線に拉致され収監されてしまう。やがてアメリカ人記者のテオと同室になるが、育ちや趣味が正反対の2人はうまくいかず、房内で対立することに。激しい拷問を受けながらも、マットは脱獄を試みる。2人は再び自由の身になれるのだろうか。

「 悪友の誘い (原題:Bad Bromance) 」

レマー・バートンは海軍に入隊し、家庭を持ち、赴任先のシチリアで幸せに暮らしていたが、ギャンブルの借金がかさみ離婚することに。そんな時に知り合ったドムにコカインを密輸する話を持ちかけられ、カネに困っていたレマーは引き受けてしまう。コロンビアからの密輸は、最初は成功したものの、2回目に捕まってしまい、悪名高いラ・モデロ刑務所に収監される。その後、面会者の女性と知り合うが、レマーの運命はどうなるのか?

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視聴方法

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