第一話はアメリカと南米ブラジル。スラム街で進むソーラープロジェクト、サトウキビの絞り滓(かす)から作る第二世代バイオエタノール、カリフォルニアの次世代交通機関ハイパーループ、電動スーパーカー、未来型競技場、波のパワーを利用した再生可能エネルギーなど多様なスケールの取り組みを紹介、斬新なアイディアとチームワークが如何にしてエネルギーの未来を切り開いていくのか、セレブ活動家のコメントを交えてリポートする。
中国で大量に消費される食用油。その廃油を安全に有効利用するため、バイオディーゼルに再生する取り組みを紹介する。また中国では、最新技術を使った潮力発電施設や、豚のフンからメタンガスを生成するバイオダイジェスターを設置した村も訪れる。アフリカのケニアでは、重力で発電するライトや、森林保護につながるコンロの普及活動を取材。ルワンダからは、送電網に頼らないアフリカ最大の電池システムをレポートする。
ダラスとキャリーがロンドンで出会ったのはコーヒーのかすから作られたバイオ燃料。そしてドイツのフライブルクを訪れたダラスはエネルギーを生み出す家や電気飛行機を体験する。一方キャリーはハンブルクで環境を一切汚さない水素自動車を運転する。大きな可能性を秘める水素は核融合エネルギー開発のカギでもある。再生可能エネルギーで消費電力100パーセント賄うアイスランド。スコットランドでは風力発電のタービン作りに挑戦。