いくらワニとはいっても、赤ちゃんの頃は危険でいっぱいだ。例えば、番組が追ったイリエワニにおいては平均500分の1の確率でしか立派な大人イリエワニになるまで生き残れないのだ。また、母ワニはとても愛情深く、自らの子供たちを守る事に全力を注ぐ。脱帽なのは、自分が寝ている間に他のワニ、トカゲ、そして大型魚に自分の子供が食べられてしまわないように、母ワニは片方の目を開けて眠る。そうすれば、いつでも片方の脳みそは機能し続け、子供たちが危険に瀕した時に守る事が出来るからだ。そんな愛情を注がれて生き残ったイリエワニだけが、大人へと成長し、自分の心臓を制御し7時間も水面下に潜むなど、最強のハンターへと変貌していくのだ。