ナショナル ジオグラフィック

スター・トーク 3

原題: Star Talk 3
スター・トーク 3の写真

番組内容

「スター・トーク」は明快に、ユーモアと情熱をもって、ポップカルチャーと科学の間の橋渡しとなる番組。宇宙旅行、地球外生物、ビッグバン、地球とその環境の未来、宇宙に関する最新のニュース等、魅力的なテーマを扱っていく。ホストのタイソンがコメディアンの共同ホストや著名人等、毎回スペシャルゲストを迎え、楽しくお送りする。今シーズンは、ツール・ド・フランスを7連覇した後ドーピング問題により、自転車競技より永久追放されたランス・アームストロング氏など、様々な分野から著名ゲストを迎える。

■60分x20話

番組のみどころ

名ナビゲーター!
ニール・ドグラース・タイソン博士(写真左、右はランス・アームストロング氏)
ニール・ドグラース・タイソン博士

ヘイデン・プラネタリウムの監修を担当。科学番組のホストや、ニュース番組の解説者としても人気。
ツイッターではフォロワー数が120万人を超える。

エピソード

「 ランス・アームストロング ドーピング問題を語る (原題:Lance Armstrong) 」

今回の対談相手は自転車ロードレースの元王者ランス・アームストロング。スタジオに科学ジャーナリストのマックス・グラスキンと生命倫理学者のアーサー・カプラン、コメディアンのスコット・アツィットを招き、自転車の科学を語る。初期の自転車の紹介のほか、ロードレース選手の身体能力、スポーツ倫理まで多岐にわたる議論が繰り広げられる。また、コメディアンのチャック・ナイスがスポーツ科学の研究所を訪問する。

「 伝説のNBAプレーヤー (原題:Kareem Abdul-Jabbar) 」

NBAの伝説的選手で、現在は執筆活動を行っているカリーム・アブドゥル・ジャバーと対談。スタジオにコメディアンのチャック・ナイス、天体物理学者でバスケットボールのファンでもあるチャールズ・ルー、NBAの解説者で元選手のジム・スパナーケルを迎え、現役時代のカリームの偉業を振り返りつつ、バスケットボールの歴史と科学を語る。近年、若者への科学教育にも携わっているカリームは教育に対する思いも語る。

「 ジェーン・グドール チンパンジーを見つめて (原題:Jane Goodall) 」

今回の対談相手は伝説のチンパンジー研究家ジェーン・グドール。前例もなく、科学的な知識やサポートのない中で、彼女はいかにして野生のチンパンジーに近づき、世紀の大発見をしたのか?スタジオには生物人類学者のジル・プルーツとコメディアンのチャック・ナイスを迎え、"チンパンジー語"クイズなど笑いを交えながら、トークを繰り広げる。医学研究に利用されたチンパンジーのその後の生活を追ったリポートも必見!

「 ケイティ・クリック ペンと科学 (原題:Katie Couric) 」

今回の対談相手は人気ジャーナリストのケイティ・クリック。スタジオにジャーナリズム学教授のジェフ・ジャービスとコメディアンのユージーン・マーマンを迎え、報道のあり方について語り合う。アメリカNBCのニュース番組「トゥデイ」のキャスターを長年務めた他、さまざまな報道番組に出演してきたベテランのケイティに、ニュース番組の変遷やインターネット時代のジャーナリズムについてさまざまな質問をぶつける。

「 ケヴィン・スミス (原題:Kevin Smith) 」

今回の対談相手は映画監督やコミック作家であり、オタク代表のケヴィン・スミス。スタジオには天体物理学者のチャールズ・ルーとコメディアンのチャック・ナイスを迎え、"スーパーヒーローの物理学"など笑いを交えながら、ポップカルチャーを科学する。果たして科学が苦手なケヴィンの意識をニールは変えることができるのか?ニールがDCコミックに登場した際の裏話や特派員によるコミコンからのリポートも必見!

「 SFと国防 (原題:Scifi Meets National Defense) 」

アメリカ国防総省の一部局であるDARPAの元局長アラティ・プラブハカーと対談。スタジオにジャーナリストのシャロン・ワインバーガーと、ロボット工学者のホッド・リプソン、コメディアンのチャック・ナイスを迎え、DARPAが関わった様々なテクノロジーを紹介する。SFさながらの兵器、民生利用されるようになった科学技術、現在DARPAが力を入れている分野など、刺激的なテクノロジーに触れてみよう。

「 人気歌姫 ケイティ・ペリー (原題:Katy Perry) 」

今回はポップミュージックの大スター、ケイティ・ペリーと対談。アルバムタイトルの由来や名曲の着想の元などを科学の話題と絡めて語り合う。好奇心旺盛で何事にも興味津々のケイティは、ニールからの質問に答えるだけではなく、科学や宇宙について様々な質問をする。スタジオゲストはコメディアンのサシーア・ザメイタと天体物理学者のチャールズ・ルー。三択クイズや宇宙Q&Aを交えて科学についてのいろいろな疑問に答える。

「 海の神秘と不思議 (原題:Sylvia Earle, Fabien Cousteau & Adrian Grenier) 」

天体物理学者のニール・ドグラース・タイソンが司会を務めるトーク番組。今回のテーマは海。海洋学者のシルヴィア・アール、海底探検家のファビアン・クストーとの対談を中心に、俳優のエイドリアン・グレニアーや潜水艇パイロットとのテレビ電話を交えつつ、多様な生命を育む海の魅力、汚染問題と保護活動、更には謎に満ちた異星の海など、様々な切り口から人類の故郷、海について語り尽くす。宇宙と海のアピール対決にも注目。

「 ジェームズ・キャメロンが語るタイタニックの謎 (原題:James Cameron) 」

今回の対談相手は映画監督のジェームズ・キャメロン。ナショジオ探検家でもある彼が世界最深の海底に潜った経験や「タイタニック」や「アバター」の科学について語った。またスタジオには天体物理学者のチャールズ・ルーとコメディアンのチャック・ナイスを迎え、地球外生命体か海の生物かを当てるクイズなど笑いを交えながら、トークを繰り広げる。世界歴代興行収入トップ2を生んだ名監督は、いかにして未知の世界を描いたのか?

「 星と天測航法 (原題:Celestial Navigation) 」

今回のテーマは天文航法。ポリネシア人探検家ナイノア・トンプソンとの対談を通して、星を頼りに航海する方法を学ぶ。どうしてGPSはもちろん、コンパスや地図なしに広大な太平洋を航海できるのか?星が見えない曇りや雨の日はどう旅するのか?スタジオには天文航法の専門家フランク・リードとコメディアンのメイヴ・ヒギンズを迎え、文化によって違う星座の見え方や映画の話題など笑いを交えながら、天体トークを繰り広げる。

「 文字の可能性 (原題:Salman Rushdie) 」

 今回の対談相手は「真夜中の子供たち」や「悪魔の詩」などで知られる小説家のサルマン・ラシュディ。多くの傑作を生みだした小説家は創作のひらめきをどこから得ているのだろうか。スタジオに文学研究者のジョナサン・ゴットシャルとコメディアンのユージーン・マーマンを迎え、物語について科学を絡めつつ語り合う。また、宇宙Q&Aのコーナーでは文学について様々な質問が寄せられ、専門家のジョナサンが答える。

「 スティーブン・ホーキング博士の素顔 (原題:Stephen Hawking) 」

今回の対談相手は世界的に有名な天才物理学者であり宇宙学者のスティーブン・ホーキング博士。ニールは、科学者以外で好きな人やニュートンに聞いてみたいこと、タイムトラベルの可能性や脳の不死身化についてなど、さまざまな質問を博士に投げかけた。またスタジオには宇宙学者のジャナ・レヴィンと理論物理学者のミチオ・カク、コメディアンのマット・カーシェンを迎え、"人類破滅の原因"を予想するゲームなどで盛り上がる。

「 インターステラー 未来の宇宙旅行 (原題:Interstellar Space Travel) 」

対談相手は元宇宙飛行士のメイ・ジェミソン。子供の頃から宇宙探査を夢見ていた彼女は今、恒星間航行のプロジェクトを率いている。将来的に人類を太陽系外の恒星へ送り出すことが狙いだ。スタジオに理論物理学者のローレンス・クラウスとコメディアンのゴッドフリー、さらにメイのプロジェクトのメンバーであり医用生体工学者のロンケ・オラビシを迎え、恒星間航行を実現するためにはどのような課題があるか語り合う。

「 伝達のチカラ (原題:Alan Alda) 」

今回の対談相手は、1970年代の高視聴率・長寿ドラマ「マッシュ」で有名なアラン・アルダ。科学好きのアランが彼の著作や子供の頃の科学的ないたずらのほか、科学に関する情報を科学者でない人たちに、いかに分かりやすく伝えるかを笑いを交えながら語った。またスタジオには神経科学者のヘザー・ベルリンとコメディアンのマット・カーシェンを迎え、アランに関するトリビアクイズや誰でも分かる方程式の解説などで盛り上がる。

「 NASA 知られざる数学者の活躍 (原題:True Story of Hidden Figures) 」

今回の対談相手は映画「ドリーム」の原作本の著者、マーゴット・リー・シェタリー。アメリカ初の有人宇宙飛行計画の実現には、黒人女性計算手の力が不可欠だった。その女性たちについて話を聞く。スタジオにはNASAの歴史学者ビル・バリーを招き、第2次世界大戦から宇宙開発競争にかけてのNASAの状況を解説してもらう。さらに、宇宙飛行士の活躍を支えているNASAスタッフの一人にビデオでインタビューする。

「 名司会者が語るコメディと科学 (原題:Stephen Colbert) 」

今回の対談相手はコメディアンで、人気トーク番組の司会者スティーヴン・コルベア。彼の番組にニールがゲスト出演した時のエピソードのほか、コメディーから科学や宗教まで多彩なトークを展開する。なぜ科学を好きになったのか?彼のユーモア感覚の原点とは?スタジオにはスティーヴン関連本の著作者ソフィア・マクレナンとコメディアンのアダム・コノヴァーを迎え、ジョークと記憶に関する実験などでなどで盛り上がる。

「 意識と信念、そして瞑想 (原題:Sam Harris And The Science of Belief) 」

対談相手は神経科学者で著述家のサム・ハリス。二十代の頃にネパールで瞑想を学んだ彼に人間の意識について質問をぶつける。スタジオには神経科学者のアンドリュー・ニューバーグとコメディアンのゴッドフリーを迎え、宗教的な悟りや霊的体験、幻覚剤の効果など、様々な切り口から意識の謎について語り合う。さらに科学ジャーナリストのロバート・ライトにビデオでインタビューし、仏教と人間の進化の関係について話を聞く。

「 フランク・オズ 人形操演の舞台裏 (原題:Frank Oz And The Science of Puppeteering) 」

今回の対談相手は映画製作者でパペット使いのフランク・オズ。数々の人気キャラクターを演じてきた彼が「セサミストリート」のお気に入りのキャラクターやヨーダに関する裏話などを語る。スタジオには天体物理学者のチャールズ・ルーとコメディアンのアダム・コノヴァー、さらにキングコングやゴラム役で有名なモーションキャプチャー俳優アンディ・サーキスを迎え、人間でない役の演じ方など映画トークで盛り上がる。

「 サーフィンの科学 (原題:Kelly Slater And The Science of Surfing) 」

対談相手はサーフィンの世界タイトルを11回獲得しているケリー・スレイター。スタジオにはサーフィンの経験を自伝に綴ったライターのウィリアム・フィネガンと、海洋学者のトラビス・シュラメック、コメディアンのチャック・ナイスを迎え、サーフィンの科学を語り尽くす。また、スレイターは近年、人工波を作る装置を完成させた。波の設計者のアダム・フィンチャムに、完璧な波をどのように作りだすのかインタビューする。

「 有人宇宙飛行の未来 (原題:Astronaut Scott Kelly) 」

今回の対談相手は元宇宙飛行士スコット・ケリー。約1年のISS連続滞在経験を持つ彼が船内での食事やトイレ事情、余暇の過ごし方など謎に満ちた宇宙生活を語る。スタジオでは元宇宙飛行士のテリー・バーツとコメディアンのサシーア・ザメイタと共に、飛行士の資質から船内のにおいまでトークを展開。さらにNASAの生物医学者が飛行士の身体に生じる宇宙生活の影響などについて教えてくれる。ニールの宇宙ダジャレも必見!

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