マカオは中国で唯一ギャンブルが合法とされる場所。そして昨年、世界一もうかるカジノの都としての座をラスベガスから奪った。成功の鍵は海外資本のカジノを広く受け入れたことにある。番組では1回に数十万ドルの賭け金を使いながら、借金なしでギャンブルすることに執着する中国人ギャンブラーたちの姿、そして120億ドルを投じてコタイ大通りに建設される史上最大のカジノ、ザ・ベネチアン・マカオを紹介する。
ラスベガスにも長く君臨する億万長者、シェルドン・アデルソンは、世界最大のカジノリゾート、ザ・ベネチアン・マカオを建設中。しかし東洋と西洋の文化がぶつかり合うマカオで、ラスベガスの品質を保ちつつベニスを再現するのは簡単なことではない。アデルソンの生涯最大のギャンブルは果たして成功するのか? オープンの日が刻々と近づき、彼の夢を実現すべく、外国人と中国人で編成されたスタッフたちの苦闘は続く。
マカオはラスベガスから世界一もうかるギャンブルの都の座を奪った。ビジネスチャンスを探るために外国人が続々と押し寄せ、金儲けの話題にふける。マカオは、街の将来を賭けてギャンブルをしているのだ。住民の多くはカジノ関係の仕事に就き、若者たちは経済的な自由を手に入れた。世界最大のカジノのオープンが間近に迫る中、この小さな都市はカジノビジネスの将来にすべてを賭ける。
マカオには、ギャンブル界屈指の大物の資金が吸い寄せられるようになった。番組は最終段階を迎えた大型カジノの建設現場に潜入。異なる文化は、建設現場で働く15,000人の中国人労働者との意志の疎通や共同作業にどんな影響を及ぼすのか。タイトなスケジュールは2つの文化を衝突させるのか。それとも協力態勢を生むのか。娯楽とギャンブルに依存する経済は、果たして人々の暮らしを支えていけるのかを検証する。