「ブロワード エキゾチック動物病院」に、赤ちゃんカンガルーがやって来た。子供の頃から大のカンガルー好きというティアレン先生は大興奮。サバクゴファーガメの腹部に異常を見つけたドクターKは、ノコギリで甲羅を切開するという難しい手術に挑む。何やら恥ずかしそうにオスのプレーリードックを連れた飼い主も来院。陰部が赤く腫れ上がってしまったそうだ。スタッフ一同、あまりに痛々しい患部の様子を目にし、思わず絶句する。
「ブロワード エキゾチック動物病院」を訪れたのは生後間もないヨザルの赤ちゃん。指に母親の毛が絡まり、うっ血状態になっていた。指の切断を回避するため、ティアレン先生が創意工夫する。肛門腺にトラブルを抱えたオポッサム(フクロネズミ)も登場。グロテスクな治療光景を目にしたスタッフは気後れがちに…。ドクターKは保護されたコヨーテを診察。人に慣れていないどう猛な野生動物のため、診察室には緊迫した空気が漂う。
「ブロワード エキゾチック動物病院」に攻撃的なキツネザルがやって来た。麻酔をかけなければ手もつけられない状態に、ティアレン先生やスタッフたちが悪戦苦闘。炎症を起こし、眼球が飛び出したウサギも来院。ウサギ好きのドクターKですら頭を抱える謎の症状だ。手術をためらう飼い主を研修獣医師のマット先生が気遣う。その他、腫瘍を手術することになったニシキゴイや、コアリクイ、ナマケモノなどの珍客も登場する。
ドクターKの元に痩せ細ったリスがやって来る。最愛のリスを救うため、飼い主はジョージア州から車で10時間かけ、必死の思いで来ていた。深刻な病状を受け、ドクターKはある提案をする。子ヤギが成長してもミルクが出続け、乳房が腫れてしまった母ヤギも登場。診察を任された研修医のマット先生は、治療法を探るために本にかじりつく。ティアレン先生は動物看護師・ダイアンが飼うウサギを救うため、プレッシャーの手術に着手する。
遠くヴァージン諸島からウサギが来院。島では十分な医療を受けられず、ドクターKを頼り飛行機に乗ってきたのだ。深刻な脱水症状に陥ったこのウサギを、マット先生が懸命に治療する。ティアレン先生は脚を引きずるニワトリを担当。4羽のニワトリに大物歌手の名前をつけ大切に育てている飼い主は、不安な様子だ。急患のアゴヒゲトカゲは意識がなく瀕死の状態。酸素吸入のため口を開けると、そこには目を疑うような光景が…。
尾羽の上にフンをしてしまうコボウシインコがやって来た。羽根を切れば問題解決だと思っていた飼い主は、ティアレン先生から聞かされた予想外の診断結果に驚く。歩くことのできない50キロ超の巨漢ミニブタも来院。自力で病院に入ることすらできない様子にドクターKは絶句。一筋縄ではいかない血液検査や体重測定に、マット先生と看護師トムが振り回される。オウカンミカドヤモリやワタボウシタマリンなど珍しいペットも登場する。
くちばしにケガをしたスミレコンゴウインコがやって来た。気位が高く、暴れると手がつけられないこの鳥の診察は大変だ。体中をダニにくわれたミニブタも登場。ひどい皮膚の状態を目にし、感染を恐れるスタッフは引き気味に…。ティアレン先生と看護師のダイアンは保護施設を訪問し、クジャクを治療する。歯のトラブルで来院したマーモセットの口内に、別の問題が見つかる。次々と併発する謎の症状には、ドクターKも頭を抱える。
前歯がなくなってしまったという不思議な症状を訴え、プレーリードッグが来院。折れた可能性もあるが、マット先生は命に関わる病気ではないかと心配する。ティアレン先生はフェレットの気になるしこりを発見し、慣れない超音波検査で奮闘。毛皮工場から保護されたというキツネも診察する。ドクターKは食欲のないウサギを担当。当初は歯の問題ではと思われたが、珍しい内臓の病気である可能性が浮上し、迷いながらも大手術に挑む。