春が近づき、大自然には様々な変化が訪れる。コルバートの住む湿原は長雨によって危険なほど水位が増していた。しかし彼はこれをチャンスと捉え、小屋の再建のために必要な資材を運ぼうとする。一方、ソーンの住む小屋の周辺にはクマが出没。自作農家のトニーとアメリアは寒さから家畜を守るため、自作ストーブの完成を急ぐ。そして鍛冶職人のデリクは冬の間、預けていたラバを連れ帰ろうとするが、道中、困難に見舞われる。
春の息吹があちこちで感じられる中、開拓者のコルバートは罠猟に奔走していた。そしてノースカロライナ州の山奥に暮らすソーンは、ビーバー狩りのためにボートを作ることを決意する。一方、トニーとアメリアの夫婦は、必要な収入を得るために樹液を採取し、シロップ作りに挑戦。その頃、ロッキー山脈に住むデリクはロバを手なずけようと奮闘中だ。それぞれが自然の脅威と恵みに向き合う姿を追う。
生きるためには食べなくてはならない。しかし厳しい自然の中では、食料を手に入れるのも容易ではない。トビアスは、アリゾナ砂漠で危険と隣り合わせの狩りへ。デリクは、手なずけたラバと共に、降り積もる雪の中を突き進む。コルバートが追い求めるのは、なかなか姿を見せない野生のブタだ。そしてソーンは、ビーバーを追って川下へ。自然の中で知恵を絞り、それぞれが無事に食料にありつけるのだろうか。
普通の生活なら簡単に手に入るものでも、厳しい自然の中ではなかなか入手できない。射撃の技術を身につけたトニーとアメリアは森の中に身を潜めて七面鳥を狙う。トビアスは、飲み水を求め、乾いた大地をさまよい歩く。そしてデリクも、ラバが怪我をしたため飲み水の問題に悩まされていた。一方、湿地での小屋造りに奮闘するコルバートには頼もしい助っ人が。それぞれ求める物を手にすることはできるのだろうか。
自然の中で生きる6人は、知恵をしぼって新たな挑戦に立ち向かう。コルバートは蚊が少ない高台のツリーハウスに架ける吊り橋作りに着手する。ソーンは友人アンブラの力を借り、あの手この手でシチメンチョウを仕留めようとする。トニーとアメリアはニワトリが農園を荒らすのを食い止めようと、ほかの鳥を飼い始める。トビアスはネズミを捕まえるべく、空腹に耐えながらワナを仕掛ける。果たしてうまくいくのだろうか。
トニーとアメリアが飼育するミツバチは「巣別れ」の季節を迎えた。2人はミツバチたちを捕獲し、新たな巣箱に引っ越しをさせようと奮闘する。ソーンは肥料に使う炭を手に入れるため、たき火をする。しかし山火事を起こさないよう、気を配らなければならない。コルバートは小屋の再建に必要な物を物々交換で入手しようとする。トビアスは、昼夜の過酷な気温差から身を守ろうと小屋を作る。6人はそれぞれ成果を収めるだろうか。
大自然で生きるには、自分の食料は自分でまかなわなければいけない。時にはタンパク質の補給のため、生き物の命をいただくこともある。今回、トビアスは自作の弓矢でウサギ狩りに挑戦。トニーとアメリアは増えすぎたウサギを処理することに。ソーンは娘のブライアーと一緒にザリガニ捕りのワナを仕掛ける。一方、デリクは預けていた2頭のラバを、自作のキャンプ道具と引き替えに輸送してもらうことに。果たして輸送は成功するのか。
大自然の中で生きる男女6人は創意工夫を凝らしながら、生活に必要な理想の道具を自らの手で作り出していく。例えば廃品を集めるために車が欲しくてたまらないトニーとアメリア。エコにこだわる夫妻は、手に入れた古い車にある工夫を施す。コルバートは、長年愛用してきたカヌーが壊れたため、自らの手で丸木舟に挑戦。一方、トビアスは食料を求めて新天地を開拓し、ソーンは屋根の補強を試みる。新たな挑戦は果たしてうまくいのか。
春が終わりに近づく中、雪の重みでデリクの作業場の屋根が崩落。彼はたったひとりで屋根の修理を開始する。一方砂漠に暮らすトビアスは、水たまりの水を太陽の紫外線で消毒して飲み水に。しかし気温が上がるにつれ、新たな水源の確保が急務となる。そんな中トニーとアメリアは、木や草を刈る道具を手に入れるために取引をすることを思いつく。コルバートは予想外の雷雨に遭遇。それぞれ困難を乗り越えることができるだろうか。
大自然の中で生きる6人にまたしても試練が立ちはだかる。トニーとアメリアは焼き畑農法で山の斜面を畑に変えようとするも、炎に悪戦苦闘。トビアスは頼りにしていた水源がかれてしまい、デリクはラバに逃げられ探し回るハメに。一方、ソーンは車にひかれたアライグマの毛皮で、新しい恋人デリラへの贈り物を作ろうとする。コルバートは手に傷を負いながらも小屋の再建を続ける。厳しくも豊かな自然の中で、彼らが得るものとは?