都市探検家のロバート・ジョーと歴史学者のサム・ウィリスは、ハインリヒ・ヒムラーとドイツの古城にまつわる秘密を探るべく現地へ向かう。1945年の敗戦間際、ヒムラーはヴェヴェルスブルク城の破壊を命じたが爆薬が足りず失敗。数日後アメリカ軍が全壊を免れた城にたどり着き、ミステリアスな部屋の内部やナチス親衛隊の装備の数々が明らかになった。オカルトに傾倒したヒムラーの狙いとヴェヴェルスブルク城に隠された秘密とは?
1940年5月10日、ベルギーが世界に誇るエバン・エマール要塞が、たった1日でドイツ軍に制圧された。フランス侵攻の時は、170キロもの距離を4日間歩き続け、潜水艦の任務では5日以上も寝ずに働き続けた。驚異的な強さと速さで侵攻を続けたヒトラー率いるドイツ軍。しかしその超人的な軍隊の原動力は現在のクリスタル・メスに匹敵する危険薬物だった。当時の関係者の証言も交え、ナチスのパフォーマンス向上薬の実態に迫る。
第二次世界大戦の混乱の中、イタリアの前線近くの古城で数多くの貴重な美術品が発見された。ボッティチェッリの「春」やギルランダイオの「東方三博士の礼拝」といったルネサンス絵画をはじめ、いずれもイタリアが誇る至宝ばかりだ。一体誰が、何の目的で城に美術品を隠したのか? それらはナチスの略奪品なのか? サムとRJのコンビがイタリアを訪れ、美術品がたどった数奇な運命と背後に潜むヒトラーの野望に迫る。
1945年2月、ビルマ(現ミャンマー)のラムリー島で戦う日本軍兵士 約1000人は、連合国軍の激しい攻撃により、窮地に立たされていた。撤退を余儀なくされた日本軍部隊は移動の途中、川を渡ることになり、そこでワニに襲われ多くの犠牲者を出したとされる。第二次世界大戦中に起きた悲劇の1つとして今も語り継がれるワニによる大量虐殺は事実なのか? サムとRJのコンビが現地を訪れ、その真相に迫る。
第二次世界大戦末期、ナチスドイツは崩壊の危機に瀕していた。そんな中、ナチスが占領地で略奪した黄金を満載した列車が消息を絶ったとの噂が広がった。そして70年の時を経て、その噂に再び光が当たる。RJは噂の真相を探るべく、ドイツとポーランドへ。果てしてヒトラーの黄金を積んだ列車は実在したのか?その真実とは?
真珠湾攻撃発生から間もない1942年2月25日、アメリカ西海岸ロサンゼルス。この日、アメリカ軍は日本軍機が襲来したとして対空砲火を行った。実際は日本軍による空襲はなかったのだが、日本軍による本土攻撃への危機感がアメリカ国民の間に広がった。第二次世界大戦中の日本軍にアメリカ本土を攻撃する力はあったのか?そのための生物兵器の開発は行われていたのか?この謎を探ると共に旧日本軍731部隊の実態に迫る。