ナショナル ジオグラフィック

モンスター・フィッシュを探せ! 5

モンスター・フィッシュを探せ! 5の写真

番組内容

驚くべきフォルムを持つ水中の怪物たち!
生物学者ゼブ・ホーガンが巨大魚を探して世界で冒険を繰り広げる。
本シリーズではアメリカ、西ヨーロッパ、そして南アメリカのジャングルで、大きな牙を持つバンパイア・フィッシュ、重さ270キロを超えるアカエイ、ハトをエサにするというナマズ、そして人を襲うと言われるイタヤラを探す。自らの知識と漁師や科学者、地元の人の持つ知識を結びつけて、真実を解き明かしながら、世界のモンスターフィッシュを捕まえていく。

生物学者ゼブ・ホーガン
世界中を回りながら絶滅危惧種、そして絶滅危惧種リスト入り寸前の水中生物達を救おうと日夜奮闘している。なんと絶滅の危機にある魚が網にかかる度に漁師からその魚を買い付け、リサーチし、今後に役立てるためにタグ付けし、水中世界へとリーリースするのだという。
「科学だけが鍵ではない。教育と知識の拡散によって絶滅危機にある生物達を救うことが出来る。」
そう言うホーガンはカメラすらも味方につけ、世界に向けて環境保護の意識改善を発信しているのだ。

■二カ国語
■全4話

エピソード

「 180キロの巨大淡水エイ 」

180キロの巨大淡水エイの写真

水生態学者ゼブ・ホーガンは、世界最大級とされる2種類のエイを捕獲した。だが南アメリカで最も巨大な淡水エイ、アハイア・グランディを是非とも探し出したいと考え、アルゼンチン北部のパラナ川を船で進んでいく。獰猛なピラニアに遭遇しながらも地元の漁師の知恵を借りて、美しく危険な淡水エイを数匹捕まえた。そして180キロの大物も釣れそうになったが、このモンスターは闘わずして水面に上がるつもりはなかったのである。

「 伝説の超巨大ナマズ 」

伝説の超巨大ナマズの写真

南フランスに動物や人間まで襲う巨大ナマズの伝説があるという。水生態学者のゼブ・ホーガンは自分でこの怪物ナマズをつかまえ、何を食べてそれほど巨大になるのか調べることにした。ヨーロッパ最大の淡水捕食動物のヨーロッパオオナマズを探して、古都アルビで見たものは、まるでシャチのような不思議な摂食行動だった。地元の科学者や魚釣りガイドの助けを借りたゼブは体重100キロ、体長250センチの超巨大ナマズを狙う。

「 沈没船に棲むイタヤラ 」

沈没船に棲むイタヤラの写真

水生態学者のゼブ・ホーガンはフロリダを訪れ、ハタ科に属する魚で保護対象にもなっている、西大西洋最大といわれるイタヤラを探していた。科学者と地元の漁師の助けを借りても、探索は容易ではない。最新の科学技術で準備を整えて沈没船の周辺に潜ったが、そこへオオメジロザメが現れたのだ。探し始めて2週間が経ち、遂にモンスター級のイタヤラが釣れそうになったゼブに対し、この巨大魚が挑んだのは命を賭けた綱引きだった。

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