ナショナル ジオグラフィック

コンティネント7:南極大陸

原題: Continent 7: Antarctica
コンティネント7:南極大陸の写真

番組内容

青き地球の果て、そこに秘密が隠されていた。
地球上の大陸の中で最も厳しい自然環境を有する南極大陸。この氷で閉ざされた世界では地球の過去と未来に関わる調査が行われている。

この地で調査を行うには、南極で活動する人々の生命と安全を守るための専門家サバイバル・エキスパートの力が必要不可欠だ。極寒の地で危険と隣り合わせになりながらも、地球の未来を救うために力を合わせて奮闘する科学者とサバイバル・エキスパートたちの姿を追う。

みどころ:極限の生活
舞台は南極観測基地スコット基地(ニュージーランド管轄)。-73℃の世界では、火を点けたところで、すぐに雪に変わってしまうほど過酷な世界だ。そんな状況下では人間は3分間しか生き延びることはできない。例え生き延びたとしても、じっとしているだけで1日に5000ものカロリーを消費してしまう。さらに時速321kmの風が吹く環境では大型トラックは空を舞い、飛行機は墜落してしまう。1%に満たない湿度しか無いのが要因で、呼吸する度に体内から水分が失われていく。

「選択を間違えば、即座に命を落とす」 登場人物のひとりが漏らした言葉だ。常に危険が隣りあわせの状態では、環境さながら己の精神状態も極限状態に陥るのを想像するのは容易い。一寸先は闇。踏み出そうとしているその空間が、命とりかもしれない。吹き付ける強風は、冷え切った気温のせいで白いクリスタルのごとく色付き、壁の様に目の前へと迫ってくる。眠気が襲ってきたときには、朝を迎え目をまた開くことができるのだろうか?と考えながら床につく。この状況に自分が置かれるとなれば、ほとんどの人は躊躇し、旅立つことを拒否するだろう。しかし、この番組に出てくる人物たちには科学的調査という、孤高ではあるが尊敬に値する理念がある。彼等が過ごす極限の生活、時折姿を見せる野生動物達、そして世界をより良くしようと命を懸けて働く人々の姿を目に焼き付けて欲しい。




■60分x6話

エピソード

「 氷の世界(原題:Storming Antarctica) 」

極寒の地、南極大陸に点在する世界各国の観測基地。その1つであるニュージーランドのスコット基地では、6つの調査チームによる活動が展開されている。南極大陸の活火山、エレバス山の火山活動を調査するチーム。南極半島に回遊するクジラの生態を調査するチーム。世界最大のロス棚氷を調査するチーム。世界的な気候変動は南極、ひいては地球全体にどのような影響をもたらすのか。南極調査隊の過酷な挑戦を追う。

「 想像を絶する気象(原題:Not Fit For Human Life) 」

南極調査隊は「コンディション1」と呼ばれる最も危険な気象状況に直面する。スコット基地は閉鎖され、アメリカ沿岸警備隊の船も悪天候のため南極大陸に近づくことができない。その頃、各チームも行く手を阻まれていた。ロス棚氷の調査チームはテントでの待機を余儀なくされ、クジラの調査チームは視界不良のため母船を見失い、極寒の海をさまよい続ける。極限状態で命がけの任務に挑む調査隊の姿に迫る。

「 立ち往生した砕氷船(原題:Antarctic Aftermath) 」

エレバス山の調査チームは、観測地にヘリコプターが着陸できない事態に遭遇。ようやく降り立ったあとも、寒さで機器がなかなか作動せず時間に追われる。一方、アメリカ沿岸警備隊の砕氷船ポーラー・スターは補給船の航路を開き始めるが、エンジントラブルが発生してしまう。南極大陸のドライバレーの調査チームは、氷で覆われていない地帯の観測を開始。高価なドローンが強風で墜落しないよう懸命に操作を行う。

「 命懸けのダイブ(原題:Take Your Best Shot) 」

ようやく目的地に到着したロス棚氷の調査チーム。しかし観測に適した場所がなかなか見つからず悪戦苦闘する。補給船の航路を開く砕氷船ポーラー・スターは、3メートルを超える厚い氷を破砕している最中に不具合が発生。舵やプロペラを確認するため、ダイバーが海に潜る。クジラの調査チームは、サンプルの採取を行うためボートでザトウクジラを追う。果たして、それぞれのチームに良い結果がもたらされるのか。

「 最後のサンプル採取(原題:Science Of Survival) 」

砕氷船ポーラー・スターが、補給船の船回し場を作る作業の途中で動けなくなってしまう。また無雪地帯のドライバレーでは、片道5時間かけて最後のサンプル採取が行われる。その一方で、エレバス山調査チームが観測作業を終えられるかは、時間との闘いとなっていた。そんな中、1912年に南極で遭難したスコット隊の小屋を3D化するプロジェクトが始動。調査チームが当時の姿を残した小屋の中に足を踏み入れる。

「 限界への挑戦(原題:Rave to Escape) 」

南極で調査・研究を行う科学者たちと、彼らの命を守るために奮闘する専門家たち。過酷な環境に苦労しつつも前進してきた彼らに、残された時間はあとわずか。厳しい冬が迫ってきているのだ。南極を去る前に何としても任務を遂行しようとするが、収穫を得て帰国の途に就くチームがある一方で、困難やトラブルに見舞われてしまうチームも。はたして彼らは、はるばる南極までやって来た目的を果たすことができるのか?

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