コスタリカのジャングルで行方不明になった息子を捜すため、探検家ローマン・ダイアルは現地へやって来た。息子がこつ然と姿を消したことから、犯罪の可能性が高いと推測し、独自で捜索を開始する。
エリート私立探偵2人の協力を得て地元の住民たちに聞き込みを行い、金の採掘者ジェンキンスが密林で見かけたという情報を入手。ローマン夫妻はジェンキンスと共に、息子が目撃されたジャングルの奥地へと向かう。
コーディ・ダイアル失踪事件の解明に乗り出した探偵、カーソン。聞き込みを進めるうちに、コーディが失踪前に行動を共にしていた男の存在を知る。地元民からの評判も悪いこの怪しい男が事件のカギを握る人物だと確信し、カーソンはケンと共に男の行方を追うことにした。しかしカーソンの雇い主であるコーディの父親は捜査見解に異を唱え、カーソンとは別に独自の行動を始める。果たして何か手掛かりはつかめるのか。
私立探偵のケンとカーソンは、“パタ・デ・ローラ”ことホセがコーディの失踪に関わっていると考え、調査を進める。
ケンはホセとジャングルへ入り、コーディを案内したというルートをたどる。一貫性のないホセの話に疑問を募らせるケン。報告を聞いたカーソンは、ホセのおじから情報を聞き出す作戦を決行することに。地元の住民の協力を得て、おとり捜査に踏み切る。おじのウィリーがホセから聞いた話は、驚くべき内容だった。
コーディ・ダイアル失踪の謎を追う私立探偵のカーソンとケン。第一容疑者としてマークしていたホセが、コーディに関する重要事件を目撃していた可能性があることを知る。そこで人里離れた場所に尋問用の小屋を用意し、隠しカメラをセッティングした上でホセをおびき出した。
捜査官時代に何人もの悪党の口を割らせてきた尋問のプロ、カーソンは果たしてホセから情報を引き出すことができるのか。2人の腹の探り合いが始まる。
これまでの調査とホセから聞き出した目撃情報により、コーディに危害を加えたのは金採掘者のグイチョと息子たちである可能性が高まった。事件として警察に捜査を依頼するには、ホセの証言が欠かせない。コーディの父親ローマンはホセを避けてきたが、直接会って説得することを決意する。対面の機会を設けるべく私立探偵のカーソンとケンがホセに会いに行くが、家は留守で電話もつながらない。2人はホセを捜して町中を駆け回る。
カーソンたちの調査結果とホセの証言をもってしても警察や大使館に動きはない。いったん帰国したカーソンたちだが、決着をつけるべく再びコスタリカの地に集まった。捜索犬を使っての捜査が目的だ。ホセを伴いジャングルに入るが、この期に及んでホセは「現場にグイチョはいなかった」と証言をひるがえす。何が本当で何がウソなのか。真実を見極めるため、カーソンはホセを連れてグイチョの家を訪ねることに。