ナショナル ジオグラフィック

アラスカの最強メカニック

原題: Big Fix Alaska
アラスカの最強メカニックの写真

番組内容

むさ苦しい。口も悪い。でも腕は上等メカニック軍団!

ジムはアラスカで機械修理店を経営する腕利きのカリスマ・メカニックだ。ジムと店のメンバーたちは、エンジンの付いたものなら何でも直すことがモットー。常識にとらわれないアイデアと確かな技術を武器に、ベーリング海の漁船から北極付近で凍結したクレーンまで、様々な機械の修理に挑んでいく。限られた作業日数や危険な環境の中で、ジムたちは任務を遂行することができるのか?

■二カ国語
■60分/8話

番組のみどころ

番組のみどころの写真
腕利きのメカニックス達はコイツらだ!

ジム
経営者兼マスター・メカニックのジム。彼なしにこの番組は語れない!40年間もの間アラスカでメカニックとして様々な機械を直してきた。卓越した技術と深い知識から「ドック・ブラウン」の異名を持つ。ちなみに独身だ。

オースティン
現場経験がトータルで15,000時間を超すだけあって現場に強いメカニック。危険な野生動物から厳しい天候まで様々な状況下で仕事をこなしてきた。何でも直してしまうことから「マクガイバー」と呼ばれる事すらある。

ドウェイン
ジェネラル・マネージャー。利益を出すこと、そしてジムをイライラさせることに長けている。仕事は早く、店の収益にも貢献しているが、ジムと衝突する様子も多々見かけられている。

エイブン
ショップの中でも一番才能が評価されているメカニック。だがフィールドでの仕事中に危うく命を落としかけた経験も持つ。だ、皆が現場に出払っているときに、ショップを守る役割も任されている。

トッド
20年間メカニックとして働いている熟練者。キャリアもさながらだが、彼の「只者」ではないキャラクターも魅力の一つ。ジムとの熱い男の友情にも注目してみて欲しい。

エピソード

「 輸送船の修理 (原題:Long Gone On The Yukon) 」

アラスカで大型機械の修理を行うジムのもとには熟練修理工たちがいる。ユーコン川でエンジン火災に遭った輸送船の要請で、ジムは腕利きのオースティンを修理に派遣。一方、コディアック島では大雨のため、道路が水没していた。このままでは住民が冬を越すために必要な物資を入手できない。そこでジムが自ら現地に向かい、油圧ショベルとブルドーザーの修理に挑む。限られた作業日数の中で、ジムたちは任務を遂行することができるのか?

「 故障した発電機 (原題:Kill Drill) 」

ジムとオースティンは飛行機で小さな町に向かう。町での生活に必要不可欠な発電機の調子が悪いと依頼を受けたのだ。エイブンは1950年代半ばに製造された運搬車の修理を担当することとなった。一方ドウェインの元には新しい仕事が舞い込むが、みんな出払っていて現場に行ける人がいない。依頼を断りたくないドウェインは自ら現場に向かう。どの依頼も一筋縄ではいかない仕事だ。果たして無事、修理することができるのか?

「 立ち往生する消防用給水車 (原題:Treading Water) 」

アラスカであらゆる機械の修理を手がけるジム。彼の会社には熟練修理工がそろっている。今回は、ジム自らが山の中で立ち往生する消防用給水車の修理に赴く。一方、調査船のオーナーからは以前取り付けたエンジンに不調があるとクレームが。そこでエイブンは遠路はるばる確認に向かう。そんな中、事務所ではドウェインが資金繰りに頭を悩ませていた。このままでは給料を払えそうにない。果たして彼らは危機を脱することができるのか?

「 泥水にはまった雪上車 (原題:Muddying The Waters) 」

人手不足のため、ドウェインのライバルであるトッドが雇われる。不仲なドウェインとトッドはうまくやっていけるのだろうか。そんな中、トッドはある地域の住宅やインフラの建設に必要な重機4台の修理を担当することに。ジムは泥水にはまって動けない雪上車の修理のため、内陸の山中へ向かう。それぞれ厳しい状況の中、人々の生活にとって重要な重機と雪上車を元の姿に戻せるのか?

「 モンスター・ブルドーザー (原題:Frankendozer) 」

次から次へと機械修理の依頼が舞い込み、手分けして現場に向かうメカニックたち。ジムは巨大なバケットを取りつけて改造された1955年製ブルドーザーを修理するため、ジェットボートで川岸の現場へと向かう。オースティンは町全体に電気を供給する発電機のパーツ交換を担当。人手が足りなくなり、見習い工のタイラーまで駆り出される状況に。それぞれが思わぬ事態に直面するが、果たしてうまく修理できるだろうか。

「 巨大ダンプトラック (原題:Gravel To The Finish Line) 」

ジムたちは多忙を極め、メカニックの負担とストレスは増えるばかり。そんな中、ゼネラルマネージャーのドウェインはさらに仕事を詰め込む。エイブンは最漁期に故障した漁船の修理に、オースティンはパイプラインの補修に使うダンプトラックの修理に急行。メカニックの過労を心配するジムも漁船の修理へ向かったが、連絡ミスで必要な工具を持ち合わせておらず、作業することができない。今回もジムたちは任務を果たせるか?

「 届けられたエンジン (原題:Cabin Fever) 」

ジムとオースティンにへき地での修理依頼が舞い込む。ジムはキャリアダンプのエンジン交換、オースティンはホイールローダーのセンターピン交換が、今回の仕事だ。しかし趣味のレースに気を取られていたドウェインのミスで、ジムに届けられたエンジンに不具合があった。ジムは急遽、修理計画の変更を余儀なくされる。一方のオースティンも現場でミスを犯していた。果たして2人は時間内に修理を終えることができるのか?

「 シーズン最後の大口案件 (原題:Whiskey Lake Dozer) 」

冬が間近に迫るアラスカ州。修理の依頼の7割が春から夏に集中するジムの工場では、冬の間、受注が激減する。そのため、この時期にできるだけ稼いでおかなければ、最悪の場合、スタッフを解雇するという状況に追い込まれるのだ。そこに大口案件が舞い込む。まだ正式な契約には至らない中、その成り行きに気を揉むジムを筆頭に、メカニックたちは今にも雪の降り出しそうなへき地へと向かい、時間と戦いながら難しい修理に挑む。

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