血塗られた遺物

原題:Blood Antiquities

番組内容

あなたの家にある「芸術品」にも隠された秘話があるかもしれない。

血塗られた遺物、それは大量虐殺やテロリズム、犯罪組織に関する盗難品、戦利品だ。
盗難品、戦利品の歴史は第二次世界大戦、エジプト墳墓、アンコール遺跡、そしてマヤ文明の遺跡まで遡るのだから、近代に始まった事ではない。
遺物収集家は、小金を設けようと目論む一般人から、戦争資金に出資する国々の政権まで幅広く存在する。
収集家たちは、その「芸術品」が戦利品や盗難品である事を分かっていながらも、事実を隠し流通させている。
遺物に対する法律は国によって規則にバラつきがあり、また強制的に従わなければならないものでもなかった。しかし、この言わば暗黙のルールはISISの登場と共に変わったのである。
何故ならシリアで行われている略奪行為、遺物収取から搾取される利益は世界中の文化的遺産を破壊し、ISISのプロパガンダの基盤となり、さらに、ヨーロッパや北米の芸術品収集家が買い取るその「芸術品」の利益こそが、今世紀最恐のテロリストグループ、ISISの運営費用に回っているという悍ましい事実も明るみになってしまったからだ。

■字幕