塩分を含まない淡水でも生きるサメがいると知っているだろうか。大きなものでは3メートルも超える全長をもつ恐ろしい捕食者、オオメジロザメ。そして希少種で世界でもほとんど見ることのないサメ、スピアトゥースシャーク。
水生態学者ゼブ・ホーガンはオーストラリアへ行き、川に住むこの2種類の危険なサメを追う。
報告書が正しければ、2種類のアカエイ科のエイが世界最大の淡水魚ということになる。タイのジャイアントスティングレイと、オーストラリアのウィップレイは、大きいもので体長約5メートル、体重は約600キロ近くまで成長すると言われている。
水生態学者のゼブ・ホーガンは、ワニに囲まれたオーストラリアの川とタイのメコン川で、それほどまでに巨大なアカエイが本当に存在するのかを追う。
アメリカの家庭用電圧の5倍以上もの電気を起こすという電気ウナギ。大きさによって、作り出す電圧の強さは異なるのだろうか。
この疑問を解くため、水生態学者のゼブ・ホーガンはブラジルのアマゾン川流域に向かう。感電することなく、最大の電圧を記録したいと思っているゼブ・ホーガンは地元の漁師や専門家から感電しない方法や電気ウナギの捕まえ方を学ぶ。そして、逃げるのが得意な電気ウナギを捕まえ、電圧を測定していく。
水生態学者のゼブ・ホーガンはタライロンを釣り上げるために南米ガイアナのエセキボ川を訪れる。
現地ではアイマラと呼ばれるタライロンは、最大サイズ全長1メートル重さ40キロを超える獰猛な魚で、様々な生き物を襲い時には人間を攻撃することもある。その生態はあまり知られていないが、ゼブはタライロンの大物を追い求めて川の上流へと進む。
フランケンフィッシュのあだ名を持つライギョは、見た目がヘビに似ているためスネークヘッドとも呼ばれ、タイの釣り人の間では大物級の扱いだ。この獰猛な肉食魚は空気呼吸が可能で陸を移動することもでき、人間すら襲うと言われている。
水生態学者のゼブ・ホーガンは、モンスター級のスネークヘッドを捕まえるためフロリダやタイを訪れる。そしてスネークヘッドにまつわる噂の真偽を確かめ、本当に恐ろしい魚なのかを見極める。
今回、ゼブ・ホーガンに課せられた任務は、ニカラグアの熱帯雨林の奥深くに棲む強力な肉食魚ターポンの捕獲。通常、ターポンは海に生息しているが、中央アメリカ最大の湖やその周辺の密林の川には重さが140キロ近くもある巨大ターポンが潜んでいると言われている。