中国の南京市に幽霊が多く目撃されている地区があった。そして目撃されているのは共通して軍人の幽霊だった。この不思議な現象についてRJが調査を進めていくと、日中戦争の際に起きたとされる、ある出来事が浮かび上がる。本当にこのような出来事が起きたのか。もしそうだとしたら、なぜ起きたのか。そして、生存者や遺族はどのように乗り越えてきたのか。当時の資料や、専門家や遺族へのインタビューをもとに歴史を紐解いていく。
ミャンマーの北東部に位置する小さな町ミッチーナー。中国との国境近くにあるこの町では、兵士の幽霊がたびたび目撃されていた。目撃者の話から、現場近くの高校で人骨が発掘されていたことを知るRJ。一体誰の骨なのか。なぜ校庭に埋められていたのか。その疑問を解決するために、ミッチーナーで起きた戦いを調べ始めた彼は、さらなる真実を求めて中国の雲南省へ飛ぶ。そしてたどり着いたのは、第二次世界大戦中の悲劇であった。