水陸の特殊任務を担う台湾海軍の両棲偵捜大隊で、第137期のフロッグマン選抜訓練が始まった。志願者には新兵だけでなく現役の兵士や士官も含まれ、その経歴もさまざまだ。審査を通った訓練生たちは初日から過酷な水陸偵察訓練の洗礼を受け、悪天候や病気にも悩まされる。さらに教官陣さえ予期せぬ事態が持ち上がり、訓練課程全体の見直しを迫られることに。訓練生たちは10週間にわたる訓練を無事に乗り切ることができるのか?
第137期のフロッグマン選抜訓練は数週間が経過。そこに待っていたのは教官陣による一次選抜だ。適性のない者は容赦なくふるい落とされる。果たして何人が脱落するのだろうか。一次選抜に合格した者にも安息の時はない。地獄のようなストレッチ、死と隣り合わせのロープ降下、延々と続くボート訓練。訓練生たちはとことんしごかれ、体力は限界に近づいていく。やがてある訓練生の体に異変が…。現場はかつてない緊迫に包まれる。
過酷な訓練に耐え、一次選抜を突破した者たちには、さらなる試練が待ち構えていた。基本となるストレッチやボート訓練に加え、2人1組でゴールを目指す遠泳訓練や、救助訓練などが次から次へと行われる。炎天下の中、フル装備で臨んだ近接戦闘訓練では、熱中症で倒れる者が続出。しかし訓練が中断されることはない。"地獄の1週間"と呼ばれる難関を突破するため、心が折れそうになりながらも、訓練生たちは全力で立ち向かう。
10週間の訓練課程が終わり、ついに"地獄の1週間"が始まった。費やす時間は132時間。この間、訓練生に許されるのは仮眠だけという過酷さだ。落ちこぼれのメンバーは、開始早々から弱気な言動を繰り返す。しかしその言葉とは裏腹に、土壇場で底力を発揮し、次々と課題をクリアしていった。そんな彼の姿に、他の訓練生の士気も高まる。果たして彼は、落ちこぼれのレッテルを返上できるのか?
両棲偵捜訓練の総括となる試験週も後半に突入し、訓練生の疲労はピークに達していた。ほぼ不眠不休で各種の試験が課される"地獄の1週間"では、体力だけでなく気力の限界が試される。次々と同期が脱落するなか、幾多の危機を共に乗り越え、絆を深める仲間たち。そしてついに、第137期の最終試験、通称"天国への道"に挑む日がやって来る。過酷を極める最終関門を通過し、フロッグマンの栄誉を手にする者は果たして誰か?
10週間にわたる基礎訓練を終え、最終試験に見事合格した第137期生たちは、いよいよ専門課程の訓練に入る。彼らが配属されたのは台湾南部にある海軍基地。この基地を拠点に海や山で、彼らはさらなる試練に立ち向かう。両棲偵捜大隊で主要な任務を担うのは特勤中隊、両棲偵捜中隊、水中爆破中隊だ。基礎訓練を終えたばかりの若者たちが、対テロ作戦、偵察任務、水中の障害物の排除など、専門性の高い訓練に挑む姿にカメラが密着する。
両棲偵捜大隊の全訓練課程をクリアし、晴れてフロッグマンとなった第137期生。この選ばれし精鋭たちに、最後の試練が立ちはだかる。コンパスだけを使って目標地点を探す捜索訓練、高さ45メートルの断崖絶壁で行われるロープ降下訓練、そして締めくくりは、2日間にわたる市街戦演習だ。これらを全て修了しなければ、実戦に参加することはできない。強靭な肉体と精神力が求められる過酷なトレーニングに彼らは耐えられるだろうか。