異常なほど贅沢だった90年代を、有名人のインタビューを交え紹介する。インターネット、ハイテク戦争、リアルすぎるリアリティ番組。そして誰もが有名人になれた時代だ。
アンナ・ニコル、ビル・クリントン、ビル・ゲイツ、カート・コバーンなど有名人の明暗と、リアリティ番組の始まり、猟奇事件、爆弾テロなど90年代前半の出来事を振り返る。
内部分裂するアメリカ。カルト教団に宇宙人、スケート界の騒動や下世話なトークショーがTVを賑わす。抗鬱剤に頼る人が増える一方、軽い音楽が大流行。人道支援は失敗に。
90年代、新しい考え方や技術は、自由や多様化、衝突を生み出した。同性愛の問題や、ニューヨークの犯罪、ドラマ『フレンズ』、O・J・シンプソンの裁判などを紹介する。
アルカイダ勢力の台頭、大統領の性的スキャンダル、低予算ホラー映画の大ヒット、スティーブ・ジョブズの復活劇など、90年代後半を象徴するさまざまな出来事を振り返る。
ルインスキー事件、ダイアナ妃の最期、インターネット・バブル、銃乱射事件、そして2000年問題を中心に、現在も記憶に残る1990年代の出来事や人々の熱狂と苦悩の軌跡をたどる