カリブ海のセント・キッツ島では、ベルベットモンキーが酒に酔ってパーティーに明け暮れる日々を送っている。アフリカでは酔ったゾウが暴走し、マダガスカルではクロキツネザルがヤスデの毒で酩酊状態に。さらには真面目な作業犬がカエルの毒にハマるケースまで。世界中で、様々な動物たちがハイを求めて驚くべき行動に出る。動物たちにとってアルコールや麻薬の使用は何を意味するのだろうか?動物たちの密かな楽しみの謎に迫る。
極寒の南極で、アデリーペンギンのメスが小石と引き換えに性行為をする。アフリカでは、チンパンジーのメスが貴重な肉をもらうために体を差し出す。カナダでは、冬眠あけのガータースネークが乱交パーティーに興じる。セアカゴケグモのメスは、交尾の最中に相手のオスを生きたまま食べる。セックスで見返りを得ることは、邪悪な行動なのか?それとも子孫を残すための有効な手段なのか?動物たちの禁断のセックスライフを検証する。
自然界には、一般的な「オス」や「メス」の定義に当てはまらない動物が数多く存在する。メス同士で愛し合うニホンザル。オス同士でいちゃつくライオン。メスから受け取った卵を、お腹の中で保護し、オスが“出産”するタツノオトシゴ。メスだけで子どもを作ることができるニューメキシコハシリトカゲ。その他、女装が得意なコウイカや両性具有のアメフラシなど、「性別」の常識を超えた動物たちを続々と紹介する。