今回ゼブ・ホーガンが探すのはミドリチョウザメ。恐竜の時代から生息しているこの巨大魚は、最大2メートルまで成長し、70歳まで生きるものもいるという。チョウザメの仲間は世界中に20種類以上存在し、その多くが急速に絶滅に向かっていることが分かっているが、ミドリチョウザメは見つけるのが難しく、その生態はいまだに謎に包まれている。その幻の巨大魚を、生物学者や釣りガイド、先住民族の手を借りて追いかける
オオメジロザメは河口から遠く離れた淡水の川でも、その姿が目撃されることがある。水生態学者のゼブ・ホーガンは、この獰猛なサメが海から川へ上る理由を調べるためにフロリダ州を訪れる。そして地元の漁師や生物学者たちと共に、フロリダの海に出てオオメジロザメを釣り上げようとする。そしてついにオオメジロザメを釣り上げたゼブは、その移動を追跡するためにオオメジロサメの体にサテライトタグをつけて調査する。
巨大ナマズは本当にいるのだろうか。その伝説の陰に隠れた真実を探すため、ゼブ・ホーガンはディープサウスと呼ばれるアメリカ南部へと向かう。そこでは「沼地や流れの緩やかなバイユーには車ほどもある巨大なナマズが潜んでいて、人間さえも飲み込む」という話が広く語られているのだ。そのような途方もない話の中に真実はまったく存在しないのか。それを確かめるため、ゼブはこの地域に詳しい人間とともにアメリカ南部を行く
水生態学者のゼブ・ホーガンは、キングサーモンの遡上を見るために夏のアラスカ州を訪れる。アラスカはサーモン・フィッシングの聖地であり、様々な種類のサケが産卵のために川を遡上する光景を見ることができる。ゼブは釣りや漁でアラスカのサケとの対面を果たすが、本命の巨大なキングサーモンとは出会えない。しかしサケの保護活動をするチームに加わり、ついに巨大なキングサーモンを自分の手で捕まえ事が出来た。
東南アジアの川に生息し、獲物を求めて泳ぎ回る食欲旺盛なワラゴ・キャットフィッシュ。この肉食の魚は体長2メートル、重さ80キロ以上にまで成長し、恐るべきアゴと小さなノコギリがびっしり生えたような口で襲いかかるのだ。水生態学者のゼブ・ホーガンは現地の漁師の助けを借りて、マレーシアのジャングルへと分け入る。そこではワラゴがサルやヤマアラシ、オオトカゲさえも飲み込んだと噂されているのだった。
体重は最大300キロ、体長は最大3メートル。牛にも匹敵するサイズのこの巨大魚は、鯉の仲間のパーカーホ。大きな頭と巨大な鱗を持つこの奇妙な鯉は、東南アジアの3つの川にしか生息せず、捕獲も難しい。そのため釣り好きなら一度は釣ってみたい大物だ。このモンスター・フィッシュに出会うため、水生態学者のゼブ・ホーガンがタイとカンボジアに向かう。そこでは鯉が貴重とされ、崇められているが、絶滅の危機に瀕していた。