タンザニア南部のルフィジ川流域では、恐ろしい人食いライオンの噂が地元住民を恐怖におとしいれていた。18ヵ月の間に、1頭のライオンが49人もの人間を食い殺したというのだ。この人食いライオンを解剖した結果、人間を襲撃した原因らしきものが判明した。
しかし、そのライオンが始末された翌日、また別のライオンが人間に襲いかかった。野生動物を捕まえていたライオンが、人を襲うようになった理由とは一体何なのだろう?
オーストラリアの奥地で泳ぎを楽しんでいた観光客たちが巨大なイリエワニに襲われた。そのうちのひとり、23歳のドイツ人女性は水面下に消え、生きて戻ることはなかった。彼女たちはなぜワニのいる水の中に入ったのか?誰がそこに連れて行ったのか?そして殺し屋を探し出すのは誰か?「ハンター・ハンテッド」では襲撃の現場に足を運び、目撃者の証言や、科学捜査で得られた証拠から、驚愕の真実を明らかにしていく。
エクアドル奥地にあるアマゾン川流域の村では、人々が何者かによる謎の襲撃を受け、命を失っていた。1ヵ月の間に、大人2人と子供5人が犠牲になっている。調査の結果、吸血コウモリによる狂犬病だと分かった。しかし、なぜ普段はおとなしい夜行性の動物が、突然人間を標的にしたのだろうか?国際的なチームが、アマゾン川流域のケチュア族の村を襲った悲劇を調査する。
私たちはイルカに対して、一緒にいても安心な存在であるという幻影を抱いていないだろうか?しかし、イルカは必ずしも私たちが思い描いているような、人なつこい遊び仲間ではないということが判明した。なぜイルカは人を襲い、重傷を負わせ、時には死に至らしめてしまうのだろう?その答えを探るため、イルカのエキスパートや動物学者たちが、イルカの笑顔の裏に隠された、知性や攻撃性の真実に迫っていく。
2003年6月、南アフリカの農場でチャクマヒヒがベッドから人間の赤ちゃんを連れ去る事件が起きた。捕食者というより、植物性の食物をあさるタイプのヒヒが、なぜ3ヵ月の赤ん坊を連れ去ったのだろうか?ヒヒ社会に見受けられる、恐ろしい慣習のせいなのか?メスのヒヒは他のヒヒの赤ん坊をさらうことで知られている。さまざまな可能性を視野に入れ、この事件の謎を追う。
カナダ サスカチュワン州で若い地質学の学生が殺された。この不可解で残忍な死亡事件を調査するため、アメリカとカナダのエキスパートが召集された。調査の初期段階で、北アメリカでは初の事例となる、オオカミの襲撃による死亡事故である可能性が浮上した。駆除により、一時期は北アメリカでは絶滅寸前に追い込まれたハイイロオオカミは、通常人間に対して非常に警戒心が強い。しかし、目撃者の証言や、写真、科学捜査で得られた証拠を分析することにより、意外な事実が判明する。