アラスカは北米の金採掘のメッカだ。しかし、採掘期間は最初の雪解けから地面や川が再び凍結するまでの100日あまり。時間との過酷な闘いが要求されるビジネスだ。このシリーズは、一代で富を築いたジョン・リーブス、家族経営の採掘会社マッドマイナーズ・マイニングを率いるダグ・ベイカー、そして若きクレイトン・ラップとチャック・ティリアンが立ち上げた新会社CCRマイニングが、一か八かの金採掘にかける姿を追う。
採掘シーズンを迎えたアラスカ。ダグ、ジョン、クレイトンとチャップの3組には、すでにトラブルの兆しが現れていた。ダグの率いるマッドマイナーズ社は、燃料コストの上昇でガソリンを買うことができない。ジョンは金が大量に埋まっている場所を突き止めるが、まずは必要な機材を組み立てる必要があった。クレイトンとチャックのCCR社は、ようやく作業を開始したが採掘許可の問題が発生。すぐに中止を余儀なくされる。一刻も早く作業をさせたい鉱業権者クラークの反応は?
ダグは娘夫婦を助っ人に呼んだが、婿が不慣れで余計に作業が滞る。さらにスラリーポンプが故障して作業が中断。窮地に立たされる。ジョンは金のありかを突き止めたものの、あまりに深すぎて採掘を断念。そのうえ、鉄砲水で採掘現場の道路が流されてしまう。クレイトンとチャックは、再び機械の不具合に悩まされる。そして、クラークと連絡が取れない時に見つかった金の目方を勝手に量ったことでクラークが激怒。一触即発の事態に。
今回のエピソードでは、ジョンが鉄砲水で流された採掘現場の道路を再び作ると決める。そこで道路造成用の砂利を確認したところ、中から驚くべきものが見つかった。ダグのマッドマイナーズ社は、危うくアイダホ渓谷に所有する採鉱場が台無しになる被害に見舞われるところだった。そしてCCRの2人も、ハリソン・クリークで予期せぬことに。クラークの推測とは違って、大量の金は見つからないままだった。
アラスカでの金採掘シーズンは最終週に入った。ダグが率いるマッドマイナーズ社は、最後の水洗作業で記録的な金の採掘量に期待するが、水洗機がつまって金が垂れ流しになるトラブルに見舞われる。ジョンが試掘を重ねる土地は、採掘するだけの価値があるのか?クレイトンとチャックは、大きな危険を冒し、クラークに起死回生の一撃を放つ。果たして誰が大もうけをしてシーズンを終えるのか?敗者はいったい誰なのか?