ブライアン、リー、ダンリー・デモ社の面々は、湖畔に建つ家の入札を勝ち取る。ブライアンが落札した価格はリーの希望価格を下回っていたものの、出資額に見合うお宝が眠っているとブライアンは確信している。彼らはボートや「パックマン」のアーケードゲーム機、年代物のミニバイクなどの大物を見つけるが、それでもリーは赤字の可能性を懸念している。水辺に建つ家の解体工事は、水質汚染の可能性がある有害物質を含んだがれきが湖に落ちないようにする必要があるので、作業は困難を極める。結局、工事は滞りなく終わり、彼らは見つけたお宝を持ち帰る。ブライアンとリーは専門家の助けを借り、今回の仕事で発掘した品物に大きなもうけを生み出すものがあるかどうかを見極める。
ブライアンとリーは、火災で損傷したスキップフロアの住宅に到着した。現場監督は、この家の所有者である女性は必要な物はすべて家から持ち出したので、残っている物はすべてダンリー・デモ社の好きにしていいと告げる。彼らは家の中にしまい込まれていたピアノを発見し、リーは数点の鳥の剥製に目をつける。工事入札価格が低いため、1日で作業を完了しなければ、ダンリー・デモ社には儲けが出ないという大きな問題が立ちはだかる。さらに面倒なことに、所有者の女性は同じ場所に家を建て直すので、基礎部分は無傷で残してほしいと言う。安値入札と基礎を残しての解体工事は難題だが、彼らの頑張りを持ってすれば、やって出来ないことはない。
ブライアンとリー率いるダンリー・デモ社の面々は、製紙工場の一部を解体するためにニューハンプシャー州クレアモントにいる。ここは若者がよくパーティーをする場所なので、金目の物はすでに持ち去られている可能性が高い。ところが予想に反して、ブライアンとエリックはウィネベーゴのキャンピングカーや数台のスノーモービル、年代物の電圧調整器を発見して驚く。しかし、この工場の解体工事には、高くそびえ立つ煙突を周囲の建物を傷つけたり、ダンリー・デモ社の作業員にケガをさせたりせずに取り壊さなくてはならないという、一筋縄ではいかない問題があった。
ブライアンとリーは、ニューハンプシャー州マンチェスターにある廃屋となった寄宿舎の入札を勝ち取った。この落札価格でもうけを出すためには数千ドルのお宝を見つける必要があるが、ブライアンは楽観的だ。捜索中、ブライアンは草むらの中で古いハーレーダビッドソンやおもちゃの化粧コンパクトなど、数点の興味深い品物を見つけ出す。ところが宝探しの終わりに、リーは難題に直面する。なんとブライアンが、建物の地下室にオイルタンクがあることを伝え忘れていたのだ。しかもタンク内にオイルが残っていることが判明し、解体作業は大幅に遅れてしまう。だが1日の終わりには、十分な利益を出して作業を終えるのだった。
ブライアンとリーの一行は、ブライアンがたくさんのお宝が取り残されていると期待を寄せる、ニューハンプシャー州メレディスの廃屋へと向かう。だが、ここに残っているのはそれだけではなさそうだ。到着した瞬間から、エリックとブライアンは嫌な気配を感じている。彼らはいくつかの歴史的遺物を見つけるが、地下室で恐怖を味わって、2人はすっかり怯える。リー、キップ、ジーナは家を解体して、見込み客のためにアンティークの梁を取り外そうとしているので、残された時間はほとんどない。
ブライアンとリーは、リーの古くからの友人ダンからの仕事を請け負う。ダンは、家の中に金目の物が残っていると言うが、すべて持ち去られているようだ。希望は失われたかのように思えたが、2人は年代物のオールズモビル製のカトラス442、水中銃、小型機関砲を見つける。最終的に利益が出ることが分かり、ダンリー・デモ社の面々は終わりよければすべてよしとばかりに、戦利品の機関砲でゴルフボールを打ち上げて成功を祝う。
ブライアン、リー、そしてダンリー・デモの面々は、ニューハンプシャー州オーバーンで住宅の解体工事を行う。この家がある近所の様子から、彼らは相当のお宝発掘を期待するが、3.5階建ての高さがある煙突と基礎部分を元の状態のまま残す必要があるのが厄介だ。彼らは、スポーツ選手の見事な記念品を見つける。果たしてどれほどの価値があるのか、スポーツグッズの専門家フィルに鑑定を依頼する。もし大金に見合うだけの価値があれば、彼らは大もうけだ。
リーとブライアンは、ある学校が新しい駐車場を作るために取得した土地に古くからある農家の解体工事をすることになった。何年も野ざらしになっていたこの家は、まるで発見されるのを待っているタイムカプセルのようだ。彼らは家の中を捜索中に、古い鐘、年代物のフォードA型農業用トラクター、ドイツ製の珍しいタイプライター、第二次世界大戦時代の骨董品、そして貴重品が保管されたままになっているかもしれないカギのかかった相当古い金庫など、数々のすばらしいお宝を見つける――ただし中身を壊すことなく取り出せたらの話だ。しかし、ダンリー・デモ社の面々は、どの解体作業1つとっても決して容易ではないこと、そしてこの工事もなんら他と変わらないことを知っている。しかも、この工事は他の入札者を打ち負かすために、低価格で競り落としたのだ。ブライアンとリーは、すべてが順調に進み、さらに大きなもうけを生み出す高額なお宝が見つかると見込んでいるが、もしそうならなかった場合、彼らは大きなミスを犯したことになる。
リーとブライアンは、1700年代に建てられた農家の解体工事入札を勝ち取る。今回は家の高価な建築材料は何も持ちだすことはできなかったが、超軽量飛行機の部品を筆頭に数々のお宝を発見する。ブライアンは危険な賭けに出て、かなりの利益をこの飛行機につぎ込む。もし飛ぶことができれば、かなりのもうけを期待できるが、そうでない場合はせっかく稼いだ金はおじゃんになる。
ブライアンとリーは、海に面した大邸宅を4000ドルの採算割れ価格で解体するよう依頼される。しかし、解体した家のがれきが海の中に落ちれば、数千ドルの罰金を支払わなければならず、それは自腹になる可能性があるのだ。この家から回収できる建築材料やお宝で利益が出ることを願いつつ、彼らは作業に臨む。
ダンリー・デモは、ニューハンプシャー大学のキャンパスにある1920年代に建てられた農家の解体工事に匿名入札する。この建物は、大学の事務局として使われていたものだ。長年にわたる大学との関係と、公正価格で仕事を請け負うという評判を維持するため、リーの決めた入札価格は採算を2000ドル下回ったもの。最初から2000ドルの赤字は理想的なスタートではない。最終的に黒字を出すために、ブライアンとエリックは隠れたお宝を徹底的に探し出す必要があると考える。
リーとブライアンは、キャンパス内に建つ2階建ての派出所の解体工事に封入入札するために、再びニューハンプシャー大学にやってきた。リーの入札価格は原価の6000ドル。結局、入札を勝ち取ることはできたものの、そこにお宝があるとは限らない。ただし、建物自体はしっかりと閉鎖してあるので、リーとブライアンは押収物や遺失物が中に残されているだろうと楽観視している。エリックとブライアンは、すばらしい利益と成果を確保するために時間と闘う一方で、ハチの大群を回避しなければならない。