ナショナル ジオグラフィック

ストーリー・オブ・ゴッド WITH モーガン・フリーマン

原題: THE STORY OF GOD WITH MORGAN FREEMAN
ストーリー・オブ・ゴッド WITH モーガン・フリーマンの写真

番組内容

神が人を創ったのか、人が神を創ったのか。
「神」は存在するのか?私たちはどこから来たのか?悪とは一体?人間、死んだらどうなるのか?誰もが疑問に思うであろう、これらの質問。各々がそれぞれの答えに辿りついているだろう。
番組のホストであるモーガン・フリーマンが、世界中の宗教と各宗教の儀式を通して「神」と人間の密接な関係性、また宗教の起源と文明社会の相互関係、また人間の信じる心を紐解いていく。スピリチュアルな観点だけではなく、神経科学や宇宙論等、科学の力と宗教の関連性にも焦点を当てる。

ストーリー・オブ・ゴッド WITH モーガン・フリーマン 予告編


「死後の世界とは?」世界22ヵ国でインタビュー


シリーズ内容
神様って誰?私たちはどこから来たの?悪とは一体?人間、死んだらどうなるの?
誰もが疑問に思うであろう、これらの質問には、個人的解釈によってそれぞれの答えに辿りついているのではないだろうか。
番組のホストである、モーガン・フリーマンが、世界中の宗教を通して「神」と「人間」の密接な関係性、また宗教の起源と文明社会の相互関係、また人間の信じる心を紐解いていく。スピリチュアルな観点からだけではなく、神経科学や宇宙論等、最新テクノロジーや科学の力と宗教の関連性にも焦点を当てる。

ストーリー・オブ・ゴッド WITH モーガン・フリーマンでは人間の宗教観・死生観を壮大なスケールで調査していく。
各エピソードでは、「人類創造の謎」「奇蹟の力」「神とは一体?」等のいわゆる「神」に関連する大きな疑問を一つ一つ紐解いていく。
また「人間は信じる心で結ばれている」というコンセプトも番組の大きな核となっている。
番組のナビゲーターであるモーガン・フリーマンが、エルサレムにある嘆きの壁からインドの菩提樹まで様々な場所を訪れ世界中の宗教、そして宗教儀式に参加し、考古学者と共に古代の宗教を追い求めトルコにある約1万年から存在する遺跡のギョベクリ・テペへと旅立つ。
また神経科学と宇宙論を用い「神」を解明する為に、モーガン・フリーマン自ら実験台となり、最先端科学と遥か昔から続く「宗教」の驚くべき関係性に迫る。人類と「神」の関係性を紐解くことは、人類にとって重要な意味を持つ。モーガン・フリーマンの旅路を目の当たりにすれば、如何にして何かを信じる力が我々人類の軌跡をかたどってきたのかが分かるかもしれない。

何が他の宗教関連の番組と違うのか?
各エピソード、毎回大きな題材を軸に番組を進めていく。
これらトピックの答えを求め、モーガン・フリーマンは考古学者や専門家と共に、エルサレムやインドの菩提樹、現在は失われてしまった我々の祖先達が信仰していた宗教(例:750B.C新石器時代に栄えたチャタルホユックの遺跡)等を訪れ、フリーマン自ら、神経科学と宗教の繋がりを求めて実験台になり、「神」に対する謎を解き明かそうとする。
この番組のユニークな所は、取材で明らかになった事実や答えを視聴者に押し付けるのではなく、フリーマン自らが「「神」に対して個々が考える事、信じる事には、正解、不正解は無い。この番組は他宗教を攻撃する為に作られたのではなく、宗教関係なく人が「神」に対して抱く理想や、その存在価値を分かち合えたら、と思って制作されている。」と語っている所にあるかもしれない。

主に焦点を当てる主な5つの宗教
1 キリスト教
2 イスラム教
3 ヒンドゥー教
4 仏教
5 ユダヤ教

モーガン・フリーマン
「ストーリー・オブ・ゴッド WITH モーガン・フリーマン」エグゼクティブプロデューサー兼番組ホスト

アカデミー賞受賞俳優であるモーガン・フリーマン無しにアメリカの映画界は語れない。
2005年、「ミリオンダラー・ベイビー」に出演したフリーマンは同役でアカデミー賞助演男優賞を見事勝ち取ったが、この他にも自らがエグゼクティブプロデューサーを務めた「インビクタス/負けざる者たち」を含め、なんと合計3つものオスカーにノミネートされている。
1990年には「ドライビング Miss デイジー」での演技が評価されゴールデングローブ最優秀主演男優賞に輝いた。
本番組を制作した制作会社Revelations Entertainment創立者の一人でもあるフリーマンこそが、デジタル・テクノロジーが台頭する現代の揺るぎないフロントランナーであろう。
また、かの有名なフォーブスで2006年から発表されている「一番信頼のおける著名人」リストにおいては過去5回も選ばれている。

エピソード

「 死 (原題:Beyond Death) 」

死後の世界とは?死んでしまったら、「私」は完全に無くなってしまうのだろうか?
第1話では、後世に自分が生きた証を残したい、という人類の願望に迫る。
臨死体験をしたデイビッド・ベネット。人間の体は死んでも残るものがあると信じる医師、サム・パリーナ。
ヒンドゥー教の概念である輪廻思想について詳しく説明してくれる、スワミ・バリシュアナンダ。
人間を生贄として差し出していたアステカ文明の儀式と、メキシコの「死者の日」の関係性に注目するエンリケ・ロドリゲス。
何千年も前から死後の世界という観念に着目していたエジプト、ピラミッドの真相に迫るエジプト学者のサリマ・イクラム。
妻の思い出と思想をBINA48と呼ばれるロボットにダウンロードし、いわゆる永遠の命を追い求めるマーティン・ロスブラット。
そんな人々と対話をしながら、モーガン・フリーマンが“死後の世界“に迫っていく。

「 終焉 (原題: Apocalypse) 」

様々な聖書、そして現代人の思想には、暴力的な革命、戦争、そして批判的意見が溢れ返っている。
それを踏まえ、第2話では、この世の終わりについて考察する。
終末に関連した内容の多い死海文書を追い求め0砂漠に渡ったモーガン・フリーマンは、ユダヤ人の救世主の起源を知ることとなる。
また謎深い【獣の数字 666】を解読しようと試みたり、元イスラム教テロリストとのインタビューにも成功。
グアテマラに場所を変えると、古代マヤ人は本当に世界の終わりを予言していたのか?何故人類は悲劇や惨劇のシナリオに心惹かれてしまうのか?などを心理学者と討論する。
そしてそんな暗いトピックとは対照的に、ハリケーン・カトリーナの生存者とのインタビュー、仏教僧との瞑想の時間を経験したモーガン・フリーマンは、この世の終焉が意味するものは人類滅亡ではなく、人類の精神的パラダイムシフト、つまり精神的な死かもしれない、と考え始めるようになる。

「 創始 (原題: Creation) 」

人類の存在意義を知るには、人類の起源に迫る必要がある。
人類は神によって創造された?それとも約138億年の時を経ながら進化し、現在に至ったのであろうか?
その答えを探すため、モーガン・フリーマンは世界中を飛び回る。
バチカンではカトリック教会の代表者たちと、またカイロではイスラム教の学者達と。そしてインドではヒンドゥー教の哲学者達と対話する。
中央アメリカの熱帯雨林ではマヤ文明の過去を探るために考古学者と行動を共にし、ニューメキシコではアメリカ原住民のナバホの儀式に参加する。さらには天地創造のヒントを探し求めようとエルサレムに渡り、トルコでは文明の栄えた遺跡ギョベクリ・テペを訪れる。

「 神 (原題:Who Is God?) 」

世界の宗教には唯一の神を信仰する一神教と多くの神々が存在する多神教があります。さらに偶像崇拝を認めるものと認めないものもあります。さらに神は太陽に宿るのか、大地に宿るのか、はたまた人間の脳の中にその姿を見つけることができるのか。それぞれの宗教によって異なる神の姿を追い求め、三大宗教の聖地エルサレムからメガチャーチを有するアメリカまで、モーガン・フリーマンが世界を旅しながら宗教への理解を深めます。

「 悪 (原題:Why does evil exist?) 」

宗教には善と悪の概念があるものがほとんどです。悪はいつどのようにして生まれたのか。まずは凶悪犯罪者に会い、悪事を働くに至った経緯を聞きます。また古代エジプトで広まった人生の善悪を裁く方法についても調べます。さらにインドのバラナシでは不安を抱える先祖の魂を悪の源とする考え方を学びます。神聖な神が造った世界に、なぜ悪があるのか?あるいは必要だったのか?モーガン・フリーマンが旅をしながら悪の起源と打ち勝つ方法について探ります。

「 奇跡(原題:Do Miracles Happen?) 」

モーガン・フリーマンが奇跡の力を探る旅に出ます。ビルの47階から落下し助かった男。ユダヤ教に伝わる出エジプトの奇跡を祝う祭り。バチカンによる奇跡の調査。古代ローマで行われた賭け事で奇跡を起こす儀式。中国道教の教えにある運命と奇跡の関係。カイロにある世界最古の病院で実践された医学と信仰による奇跡の融合。教会の祈りが起こした不治の病からの回復。そして最後にたどり着いた仏教の聖地で学んだ本当の奇跡とは。

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