ナショナル ジオグラフィック

マーズ 火星移住計画

原題: Mars
マーズ 火星移住計画の写真

番組内容

それは凶星か、人類の新天地か。
2016年、ハナと双子の姉のジュンは母と3人で引っ越しをした。新たに暮らすことになった家の屋根裏で、姉妹は古い無線機と説明書を見つける。ハナは説明書にメモされたコールサインを呼び、その相手と交信しようと奮闘。やがて無線に詳しい老人と知り合い、助けを借りるようになる。一方、転入した学校で、ジュンには新しい友人ができる。だが無線に夢中のハナは同級生から笑い者にされ、姉妹の間に小さな溝ができてしまう。

アカデミー賞&エミー賞受賞の監督 ロン・ハワード(『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』)と映画プロデューサー ブライアン・グレイザー(『ビューティフル・マインド』、『24』)が製作総指揮を務め、ハリウッドの豪華メンバーによって制作された「マーズ 火星移住計画」は、映画のようなスケールで近未来を描くドラマと、現代の宇宙科学の開発現場を捉えたドキュメンタリーが融合した、今までにないドキュメンタリードラマ作品となっている。

本作は西暦2033年の世界を舞台に、宇宙船“ダイダロス”に乗り込んだ宇宙飛行士たちの“人類初の火星有人ミッション”の様子を全6話で描く。“ダイダロス”に乗り込むのは、世界から厳選された6人の個性豊かな宇宙飛行士たち。アメリカ人のコマンダ―や、地球科学者、医学のスペシャリストや生化学者達が火星に飛び立ち、人類定住の地を開拓するという壮大な物語が語られている。6人の宇宙飛行士のほかにも、地球から宇宙飛行士をサポートする専門スタッフなど個性豊かなキャラクター達が登場。宇宙飛行士たちが火星に到達するまでの様子、火星でのミッションの模様、予想もしないトラブルの発生など、宇宙を舞台としたドラマならではのストーリー展開はもちろんのこと、彼らが宇宙飛行士を目指した理由や個々のバックグラウンド、火星という特殊な環境での人間模様なども綴られる。

さらに本作は、2033年という近未来を描いたドラマ部分に加えて、専門家たちのインタビューや現代の宇宙開発に迫るドキュメンタリーも含んだ構成になっており、今までにない斬新な表現手法に挑んでいる。ロン・ハワードとブライアン・グレイザー率いるイマジン・エンターテイメント、数多のアカデミー賞受賞作品を手がけてきたラディカル・メディア、そしてナショナル ジオグラフィックの3社がタッグを組むことで、映画さながらのスケール感あふれるドラマと、現代社会で進められているリアルな開発の様子を捉えたドキュメンタリーが融合し、革新的な映像表現を実現した。

予告編

■60分×6話

番組のみどころ

ハリウッド豪華製作メンバーが集結
アカデミー賞&エミー賞受賞の監督 ロン・ハワード(『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』)と映画プロデューサー ブライアン・グレイザー(『ビューティフル・マインド』、『24』)が製作総指揮を務め、ロン・ハワードが信頼を置く、洞察力に優れたメキシコ人映画製作者エベラルド・ゴウト(『クライム・シティ』)がドラマ部分の監督を務める。

公的機関と民間企業双方の多数の専門家による協力の下、舞台設定、美術、脚本、演技指導を始め細部にわたるまでリアリティを追及することを重視。ただのSFではなく、未来を描くストーリーの中で現代科学が果たす役割をしっかりと捉えるよう努めており、ジョージア工科大学のロバート・ブラウン博士が、ドラマの筋書におけるすべての科学的な面について専門的助言を行い、数々の賞を受賞したジャーナリスト、スティーブン・ペトラネックや大ベストセラー小説『火星の人』(映画『オデッセイ』原作)著者アンディ・ウィアーが番組全体のブレーンとして活躍する。また元NASAの宇宙飛行士で黒人初の宇宙飛行士として知られるメイ・ジェミソン博士も、キャストたちに演技指導を行うアドバイザーとして参加。現代宇宙科学の第一人者たちが大勢、本作品の制作に関わっており、ドキュメンタリー専門チャンネルであるナショジオならではのクオリティが実現している。

製作総指揮 ロン・ハワードのコメント
ブライアンと僕はラディカル・メディアの友人たちと、火星探査についてのドキュメンタリーでありながら、ドラマと映画の手法を取り入れるというこの大胆なアイディアを温めていました。豊富な経験値に支えられた真に迫る映画制作の手法で作る番組を、視聴者にお届けできることでしょう。ナショジオの求めるレベルは高く、我々はそれに応えることに非常にワクワクしていますし光栄に思っています。

映画顔負けの圧倒的映像
映画『ゼロ・グラビティ』でアカデミー視覚効果賞受賞に貢献したフレームストア社が、作品のビジュアルを仕上げる最終工程を担当。宇宙船ダイダロスや、作中に描かれる人類初の火星開拓地 オリンパス・タウンのデザインはNASAとスペースXの助言を得て、細部のディテールまでこだわり抜いている。また、衣装は現在宇宙服に使われている生地について徹底的にリサーチを行い、より軽く、強く、動きやすく、そして未来の宇宙飛行士を守る耐放射線性に優れた 生地について研究。作中に出てくるものの細部から火星のビジュアルまで全てが美しく洗練されており、現代科学の根拠に基づき制作されている。

ドラマとドキュメンタリーが融合したような新たな表現手法
このユニークな制作手法を用いた本作品の舞台は2033年。私たちは、初の火星探査の有人ミッションに挑む。ドラマの脚本と映画仕様の視覚効果により、未来の世界がいきいきと描かれ、ドキュメンタリーの写実性と、現在の科学者や宇宙工学の発展・研究をリードし2033年のミッションを可能にするであろう革新者たちへのインタビューを通して、現代の火星探査への取り組みが語られる。2033年という近未来物語と、実際に起こっている現代の宇宙開発の現場に迫ったドキュメンタリーがうまく融合した構成になっており、革命的で斬新な、新たな映像表現を実現した。

現代ドキュメンタリー部分の一例として、我々はイーロン・マスク(テスラモーターズ、スペースXの創業者)への独占取材を許され、2016年4月、アメリカ東海岸に浮かべたドローン船に再利用可能なロケット・ファルコン9を着陸させることに成功する様子を収めた。

「人類の未来には、基本的に2つに1つの道しかありません。複数の惑星に住む種となり宇宙開発をする文明人となるか、または1つの惑星に留まり最終的に絶滅するのを待つのかです。私にとって将来に対しワクワクし元気づけられるのは前者です。」と作品の中でマスクは述べている。

現代科学第一人者のインタビューを通じてわかる、宇宙開発の今
本作ではドラマ部分の他に、いつか来るべく火星への処女飛行に向けて働く、現代のトップ科学者たちのインタビューが数多く収録されている。NASA長官のチャールズ・ボールデンや、ナショジオの番組でもお馴染みの科学者ニール・ドグラース・タイソン、『コスモス:時空と宇宙』のエグゼクティブ・プロデューサーのアン・ドルーヤンなど、現代の宇宙工学の発展・研究をリードし、ドラマで描かれている2033年のミッションを将来実現可能にするであろう革新者たちのインタビューを通して、現代の火星探査への取り組みが語られている。

豪華製作陣による長編映画のクオリティを誇るドラマと、現代における最高峰の知恵が火星移住の可能性を語るという、最高レベルのエンターテインメントの作品となっている。

本当に火星移住は必要なのか?
太陽系の惑星において、火星ほど我々の想像をかき立てるものはない。赤く輝く星は、神秘に包まれている。今日、宇宙開発を牽引する人々は、人類を火星に送る探査に没頭してきた。そしてその活動は、アンディ・ウィアーの大ベストセラー小説『火星の人』(映画『オデッセイ』原作)や、宇宙飛行士スコット・ケリーの宇宙からのツイートを通して我々に浸透してきた。

火星に到達するだけではなく開拓を目指す探査が必要か否かは、いまだ議論されている。問題は単に「可能なのか」ということだけではなく、「やるべきなのか」ということ。ニール・ドグラース・タイソンは、このように述べている。「人類が火星に人を送ることに対し疑問を投げかけます。種の保存のために他の惑星を開拓するよりも、地球に対する脅威への問題を解決する方が、労力的にも金銭的にも負荷が少ないと考えているのです。私は、これまで訪れたことのない場所を訪れるという点では惑星に行くべきだと思います。しかし私たちは地球上で生き続けるために、地球上で進化したのです。」

人類がいつか火星に行くという点では多くの意見が一致しているが、その時期については、まだ議論の余地が残っているのだ。

吹替版キャスト

ハナ・スン

韓国系アメリカ人。パイロット及びシステム・エンジニア。両親の任務の関係で、幼少期を各地の米軍基地を転々としながら過ごす。その経験により、定住への憧れを募らせるとともに、行く先々の環境に容易に適応する能力を身に着けた。ハナと双子の姉ジュンは子供の頃から宇宙へ行くことを夢見ており、ハナが火星へのミッションで船長に次ぐ地位に就いたのも、ひとえに彼女が職務に専心した結果である。

吹替声優
朴 璐美
【声優代表作】

「∀ガンダム」(ロラン・セアック役)
「鋼の錬金術師」(エドワード・エルリック役)
「NARUTO」(テマリ役)
「BLEACH」(日番谷冬獅郎役)
「NANA」(大崎ナナ役)
「進撃の巨人」(ハンジ・ゾエ役)
ほか

ベン・ソーヤー

アメリカ人。コマンダー及びシステム・エンジニア。カリスマ性のあるリーダーかつベテランの宇宙飛行士で、NASAや民間宇宙企業のプロジェクトにおいて、様々な職務で宇宙飛行をした経験を持つ。MIT卒の非常に熱心な性分で、火星ミッションは彼のキャリアの集大成であり、その任務に全神経を集中させている。

吹替声優
杉田 智和
【声優代表作】

「銀魂」(坂田銀時役)
「涼宮ハルヒの憂鬱」(キョン役)
「ジョジョの奇妙な冒険」(ジョセフ・ジョースター役)
「ONE PIECE」(シャーロット・カタクリ 役)
「鬼滅の刃」(悲鳴嶼行冥役)
ほか

ハビエル・デルガド

スペイン人。水文学者及び地球化学者。火星への植民において最も基本的かつ重要な資源である水の発現と管理を担当。大のゴルフ好きであり、生まれつき社交的な性格で精神的な強さを持ち合せながらも、地球を離れて火星へ行くことについては他の乗組員よりも苦痛に感じている。

吹替声優
中村 悠一
【声優代表作】

「CLANNAD -クラナド-」(岡崎朋也役)
「マクロスF (フロンティア)」(早乙女アルト役)
「おそ松さん」(松野カラ松役)
「マギ」(練紅炎役)
ほか

アメリー・デュラン

フランス人。医師及び生化学者。医学訓練を受けていることに加え、恐らく乗組員の中で最も人の気持ちが理解でき、社交性のある人物である。その特性は、乗組員たちが耐えねばならない精神的ストレスの多い環境において非常に有益なものとなる。

吹替声優
井上 麻里奈
【声優代表作】

「境界のRINNE」(真宮桜役)
「進撃の巨人」(アルミン・アルレルト役)
「みなみけ」シリーズ(南夏奈役)
「魔法科高校の劣等生」(渡辺摩利役)
「3月のライオン」(幸田香子役)
ほか

マルタ・カーメン

ロシア人。宇宙生物学者及び地質学者。2013年2月のチェリャビンスクの隕石落下を目撃。それがきっかけとなり、博士課程で火星の隕石の中に生命の痕跡を探る研究に没頭することとなった。現実を重視する性格であり、その性分が火星では非常に有益なものとなる。

吹替声優
坂本 真綾
【声優代表作】

「攻殻機動隊ARISE」(草薙素子役)
「黒執事」(シエル・ファントムハイヴ役)
「桜蘭高校ホスト部」(藤岡ハルヒ役)
「荒川アンダーザブリッジ」(ニノ役)
「アルスラーン戦記」(ファランギ-ス役)
「七つの大罪」(マーリン役)
ほか

ロバート・フーコー

ナイジェリア人。機械工学士及びロボット工学者。エリート官僚とフランス外交官の息子で、幼少期から並外れた知性を見せる。数々の一流機関で優秀な成績を収め、最終的にはスタンフォード大学でロボット工学の博士号を取得。火星ミッションに意欲的であり全力を注ぐが、時に熱意が度を超すこともある。

吹替声優
安元 洋貴
【声優代表作】

「弱虫ペダル」(金城真護役)
「BLEACH」(茶渡泰虎役)
「ソードアートオンライン」(エギル役)
「ぬらりひょんの孫」(青田坊役)
「DAYS」(猪原進役)
ほか

ジュン・スン

韓国系アメリカ人。カプセル・コミュニケーター。ハナの宇宙探査計画のプランナーであり、姉妹揃ってMMC内で同等レベルの要職に就いた。わずか数分の差で姉となったためか、妹のハナより用心深く責任感が強い傾向がある。また、行動的であり、その性質は現在の職務にも発揮されている。IMSFとの渉外係として成功し、2037年に同組織の事務総長に就任することとなる。

吹替声優
朴 璐美
【声優代表作】

「∀ガンダム」(ロラン・セアック役)
「鋼の錬金術師」(エドワード・エルリック役)
「NARUTO」(テマリ役)
「BLEACH」(日番谷冬獅郎役)
「NANA」(大崎ナナ役)
「進撃の巨人」(ハンジ・ゾエ役)
ほか

エド・グラン

フランス人。マーズ・ミッション・コーポレーション(MMC)CEO。MITで教育を受け、ビジネスに精通している。MMCとIMSFの創設に至った企画を発案したのがグランだった。カリスマ的な夢想家であると同時に徹底した現実主義者で、MMCの火星プログラムを成功させるためには、地球の人々にとってプロジェクトが経済的にも政治的にも意味のあるものであるべきだと自覚している。

吹替声優
池田 秀一
【声優代表作】

「機動戦士ガンダム」(シャア・アズナブル役)
「ONE PIECE」(シャンクス役)
「名探偵コナン」(赤井秀一役)
ほか

レスリー・リチャードソン

イギリス人。原子物理学者及びMMC第2フェーズチームリーダー。非常に意欲的かつ知的である。夫のポールとは多数の書籍を共同出版している有名な科学者夫婦で、火星プログラムに参加する前から地球でよく知られた存在だった。火星では、ハナ・スンが植民活動の次なるフェーズを開始するために火星入りし、細心の注意を払って行動するのとは対照的に、自信過剰とも言えるほどの態度を見せる。

吹替声優
勝生 真沙子
【声優代表作】

「機動戦士Zガンダム」(レコア・ロンド役)
「銀河英雄伝説」(ヒルデガルト・フォン・マリーンドルフ役)
「美少女戦士セーラームーン」(海王みちる/セーラーネプチューン役)
「NARUTO -ナルト-」(綱手役)
「北斗の拳2」(レイヤ役)
ほか

ドクター・ポール・リチャードソン

イギリス人。宇宙植物学者。地球上の多くの極限環境で研究をした経験を持ち、火星の温室という厳しい条件下でも育つ植物の交配種を開発した。

吹替声優
諏訪部 順一
【声優代表作】

「呪術廻戦」(両面宿儺役)
「怪物事変」(隠神鼓八千役)
「僕のヒーローアカデミア」(相澤消太役)
「テニスの王子様」(跡部景吾役)
「黒子のバスケ」(青峰大輝役)
「ユーリ!!! on ICE」(ヴィクトル・ニキフォロフ役)
ほか

MAE (メイ)
ダイダロス コンピューターボイス
吹替声優
佐藤 利奈
【声優代表作】

「美少女戦士セーラームーン Crystal」(火野レイ役)
「魔法先生ネギま!」(スプリングフィールド役)
「とある魔術の禁書目録」&「とある科学の超電磁砲」(御坂美琴役)
「みなみけ」シリーズ(南春香役)
ほか

©Ryoji Fukuoka

エピソード

第1話

「 新世界 (原題: Novo Mundo) 」

新世界 (原題: Novo Mundo)の写真

2033年、宇宙船ダイダロスは6人のクルーを乗せ初の有人火星ミッションに飛び立つ。いよいよ大気圏へ突入する段階となるが、着陸システムが正常に作動しない。地球の管制センターが見守るなか、船長は命がけで故障を直しにかかる。現代のドキュメンタリーでは、民間企業のスペースX社の試みを紹介する。同火星への有人飛行に役立つ技術の一つとして、打ち上げたロケットを再び着陸させ再利用することを目指している。

第2話

「 赤き大地 (原題: Grounded) 」

赤き大地 (原題: Grounded)の写真

2033年、ダイダロスのクルーはローバーで新拠点を目指す。だが火星の地形は厳しくローバーは故障。同時にベンの負傷もクルーに明らかになり、目的地まで歩くことになる。スーツのバッテリー残量が少ないなか、彼らの道のりは時間との戦いとなる。現代ドキュメンタリーではNASAの宇宙飛行士スコット・ケリーが国際宇宙ステーションでの長期滞在ミッションを経験する。宇宙探査に向かう宇宙飛行士の肉体的・精神的な困難が明かされる。

第3話

「 苦闘 (原題: Pressure Drop) 」

苦闘 (原題: Pressure Drop)の写真

2033年、ダイダロスのクルーは定住地となる溶岩チューブを探すことに難儀し、火星ミッションは危機を迎える。仮住まいの作業用モジュールで過ごせるうちに条件の合うチューブを見つけられなければ、火星ミッションは打ち切りになってしまう。現代ドキュメンタリーでは、欧州宇宙機関とロスコスモスによるエクソマーズ計画を紹介。将来の有人探査に備え、火星の地形を高解像度で撮影できるカメラを周回探査機に搭載し、打ち上げる。

第4話

「 嵐の前に (原題: Power) 」

嵐の前に (原題: Power)の写真

ダイダロスのクルーが火星に居住地を設立してから4年の歳月が過ぎた。居住地の規模拡大のため新たに専門家が送り込まれる。居住地のメンバーが早期の規模拡大と生命体の発見を目指すなか、火星に砂嵐の時期が訪れる。ドキュメンタリーでは人類が火星に定住する場合のモデルとして南極のマクマード基地を紹介する。さらに火星で生命体を発見する方法を模索する。南極での生物探索は1つのヒントになるかもしれない。

第5話

「 漆黒の闇 (原題: Darkest Days) 」

漆黒の闇 (原題: Darkest Days)の写真

2037年、砂塵嵐は何か月も続き、「オリンポス・タウン」定住のためのインフラはダメージを受け、住民も精神的に苦しんでいた。クルーは住居の中に閉じ込められ、火星での生活という心理的なプレッシャーのため、本音を暴露した。現代ドキュメンタリーでは、科学者達は将来的な火星への有人ミッションに備え、様々な長期的アナログミッションの中で、人が極度に隔離された環境で生活した時にどのような影響が出るのかを調査する。

第6話

「 決断 (原題: Crossroads) 」

決断 (原題: Crossroads)の写真

2037年、火星の居住地で不測の事態が起きた。大きな悲劇を招いたことで多くの者がミッションに対する疑問を抱き始める。オリンポス・タウンの住人たちがミッション続行のため努力を続ける一方で、地球の管制グループは火星からの撤退を検討に入る。現代ドキュメンタリーでは民間企業のスペースX社が再びロケットを打ち上げようとする。一度失敗した後は打ち上げを凍結していた同社だが今回は果たして成功するだろうか。

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