ナショナル ジオグラフィック

ダイアナ妃の告白

原題: Diana: In Her Own Words
ダイアナ妃の告白の写真

番組内容

非業の死から20年。世界中を魅了したプリンセスが苦悩に満ちた生活を赤裸々に語った肉声インタビューが遂に解禁。
皇太子との別居発表前年の1991年、当時の住居ケンジントン宮殿で、ダイアナ元妃は極秘にインタビューを受けていた。複数回行われたこのインタビューは、ダイアナ元妃の生活の実態を綴った本「ダイアナ妃の真実」を執筆するために、ジャーナリストのアンドリュー・モートン氏が、妃の親しい友人を代理に立てて行ったものだ。

本番組「ダイアナ妃の告白」は、そのときのインタビュー音声で作られている。既に夫婦関係が破綻していた当時、ダイアナ元妃は何を考え、何を感じていたのか。皇太子との出会いや夫婦関係、カミラ夫人への嫉妬など、葛藤と苦悩の日々を赤裸々に語っている。ナレーションは一切入らず、音声のほとんどが彼女の肉声のみで構成されており、そこに当時の写真やニュース映像が盛り込まれている。複雑なストーリーの一面を、その大半がテレビ初公開となるインタビューで紐解いてゆく。

予告編

■120分

番組のみどころ

極秘のインタビュー
完璧ともいえる家柄に生まれ育ったレディ・ダイアナ。彼女の数奇な人生は幼い頃から始まっていた。何不自由のない生活を送っていたが親の愛情には飢えていた幼少期、彼女がよく覚えているのは乳母車の内側の匂いだったそうだ。「どんな匂い?」と聞かれ、「ただのビニールの匂いよ」と笑いながら答えるその声からダイアナ元妃の人柄が伝わってくる。インタビューでは勿論、彼女の人生を大きく変えたチャールズ皇太子との出会いについても赤裸々に語っている。

彼女の素顔
1981年、彼女はウィンザー城でプロポーズを受けた。そのときの始め冗談だと思ったそうだが快く承諾した。しかしこの決断が後々迷いの発端となっていく。世界中が注目した結婚式では美しいドレスを身にまとったダイアナに皆、心奪われた。しかし、彼女はインタビューで、大聖堂へ向かう馬車の中で”幸せ”だとは一切感じていなかったと語っている。結婚生活の最悪ともいえる時期、ダイアナ元妃は何を考え、何を感じていたのか。皇太子との出会いや夫婦関係、カミラ夫人への嫉妬など、葛藤と苦悩の日々を赤裸々に語っている。我々の知らなかった彼女の素顔が見えてくる貴重なインタビューの数々。インタビューの終盤、彼女はこんな言葉をのこしている。「私が笑顔だから幸せだと思うのは、みんながそう思いたいからよ」

製作陣
製作総指揮を務めるのは、ピーボディ賞受賞者である1895 Filmsのトム・ジェニングス。「ダイアナ妃の告白」では、過去の映像や写真と秘蔵の録音データを組み合わせ、幼少期からチャールズ皇太子との関係、そして公人としての生活におけるダイアナ元妃の心の変遷に、新たな視点から光を当てている。

この番組をシェアする

視聴方法

WATCH NAT GEO

地球の今 わたしたちの未来
知り、驚き、感動する世界最高峰のドキュメンタリーをもっと身近に