人類と「火」の関係性は切っても切れないものだ。火は人類に創造、破壊、そして物質を変異させる力を与えてくれた。しかし利点ばかりではなく、火は人類がどう手を尽くしても制御出来ない事柄が存在することも教えてくれた。このエピソードでは火が物理学にもたらした光と、人類がどの様にして原始生活から月への第一歩までを経た軌跡を振り返る。
人類は「害虫」と「ウィルス」の超進化との過激化する闘いの真っ最中にいる。人類は有害な生命体に体を蝕まれる度に特効薬を創造し、抗ってきた。現代科学によって助けられてきた命がある中で、今我々は一度立ち止まらなければならない。過去から学び、現代の疫病に屈しないためにも。
現代社会の鍵を握っている「コミュニケーション」。電波を通し会話が出来る今、携帯電話などの端末機器を介して世界中に自分の声を届けている何億人もの人々がいる。現代に存在するコミュニケーション媒体は、遥か古代の人類が夢見た輝かしいものであろう。一体どの様にして現代人はこのような力を得たのであろうか?
歴史上で見て現代の人類はどれくらい暴力的であろうか?戦争が止むことなく続いてきたこの人類史が示すのは、「暴力」こそ我々の最大の欠点であるということか、それとも戦無しに人類は進化し得ないということなのだろうか?古代の大量虐殺から現代の戦争まで、人類の戦と平和の歴史、そして如何にして戦争が人類を次の時代を切り開いてきたかを紹介する。
「富」こそが人類が想像する最大の成功であり、誰にでも共通する成功の概念である。金塊を貨幣に変えていた単純な商業から、現代の世界を股にかけた商売まで、文化の進化と共に成長し変化してきた価値の意味を解き明かす。金銭が我々を体言しているとするのならば、現代人は一体どの様に象徴化されるのであろうか?
人類のシェルター、「家」。家無しに、人類同士の共存について語ることは出来ない。建築が映し出す現代とは?人々が夢見る家の形とは?シェルターの概念でとらえた家は自然から人類を守り、人類もまた必要にあわせ家をカスタマイズさせてきた。つまり家とは人類の鏡であり、時代と文化を象徴するものでもある。
山頂から海底、砂漠から宇宙まで、探求者達は未開の地を切り開き現代社会の基盤を築き上げてきた。このエピソードでは人類の好奇心こそが人類を刺激し、時代を超えて真実を突き止める理由であるかを解明する。
人類は止まることを知らない。いつの時代も時間短縮を求め、走り抜け、車や飛行機などの建造物を創造し飛び駆けている。我々が空間と時間をコントロールするべく歩んできた道のりは、人類の全てを変えた。地上と空の上を制覇すべく、なされる研究は今も続いている。少しでも早く、効率的に到着地点に辿り着くために。