ナショナル ジオグラフィック

野生の守護人

原題: Predator Patrol
野生の守護人の写真

番組内容

人間社会と野生界が接する辺境の地。世界各地のそんな場所で活躍する4人の男たちが、このシリーズの主役だ。彼らの任務は、人々の命を捕食者の襲撃から守ること。動物の習性に関する深い知識と優れたサバイバル技術を駆使して、厳しい環境にも猛獣にも恐れず立ち向かう。最終目的は常に、動物を傷つけることなく人から遠ざけることだ。使うのは警音器や閃光弾やゴム弾。動物との平和な共生を目指す彼らの、日々の仕事ぶりを追う。

■60分[字]
■全6話

エピソード

「 熊出没!(原題: Bear In Sight) 」

採鉱作業員の宿泊地にクマが出没しているとの相談を受けて、ジェイソンはアラスカ州ヘインズへ。足跡を追い、腹をすかせた危険なハイイログマと遭遇する。コリーはペルーの木材会社の依頼で、伐採作業地がジャガーの縄張りになっていないかどうかを調査。ジャングルでサバイバル生活をしながら証拠を集める。ロブはコロラド州テルライドでクロクマの生息状況を調べる任務を請け負うが、標高の高い雪山での作業に苦戦を強いられる。

「 命がけのバイソン撮影(原題: Buffalo Stampede) 」

バイソンを撮りたいという写真家を警護するためにサウスダコタ州を訪れたジェイソン。撮影が順調に続く中、突如何かに驚いたバイソンの群れが突進してきて…。コリーが向かったのは中米の国ベリーズ。ジャングル内の遺跡に調査隊が入るのに先駆けて、一帯から危険なヘビを追い出すのが彼の任務だ。一方、ロブとプーマはカリフォルニア州の樹木伐採業者から依頼を受けて、作業場に出没しているというピューマの生息実態を調査する。

「 恐怖のオオカミ取材 (原題:Wolf Watch) 」

ジェイソンはジャーナリストの警護をするためミネソタ州へ。地元で増加中のオオカミを撮影する機会を求めて、雪深い森を歩く。コリーが訪ねるのは、ジャガーに多くの牛を殺されたというコスタリカの畜産農家。果たして再び被害に遭うのを阻止することはできるのか。ロブとプーマはニューメキシコ州へ。州政府がヒツジの仲間・ビッグホーンの野生復帰プログラムを進める中、ピューマが捕食してしまう危険がないかどうかを調査する。

「 ワニの襲来 (原題:Death Roll) 」

今回ジェイソンが向かうのはサウスダコタ州の牧場。牛を襲いに来るというピューマを探し出し、撃退する任務だ。コリーはコスタリカのティラピア養殖場へ。池に始終ワニが入り込んで困っているものの、根本的解決策がないという。現地の状況を見てコリーも途方に暮れるが、その時ちょうど池にワニが現れて…。ロブとプーマの依頼主は、クマの被害に遭ったフロリダ州の養蜂場。2人はクマを追跡し、ハチの巣箱を守る方法を考える。

「 野ブタ捕獲作戦 (原題:Wild Boar Rampage) 」

 ジェイソンは建設作業員たちをホッキョクグマから守るため、アラスカ州最北部の村・カクトビックへ。村人たちが捕獲し解体したクジラの残骸に、クマが集まってくるのだ。コリーの依頼主は、バハマのアンドロス島で野ブタに作物を食べ尽くされて困っている農園主。果たしてブタを捕獲して被害を食い止めることができるのか。一方、ロブとプーマはノースカロライナ州の観光施設からクロクマ出没の相談を受け、山中へ追跡に向かう。

「 メガネグマを探せ (原題:Bear Alert) 」

今回ジェイソンは、モンタナ州で樹木診断士の警護に当たる。山火事防止のために間伐する木の選定が目的だが、山にはオオカミやピューマがいて…。コリーはエクアドルで1頭のクマを追跡。絶滅危惧種で南米唯一のクマでもあるメガネグマだが、牛肉の味を覚えて以来、地元農家の牛を次々と襲っているという。そしてロブたちが向かったのはペンシルベニア州。森林リゾート施設の依頼で、付近にクロクマの巣穴がないかどうか調査する。

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