メーデー!9:航空機事故の真実と真相

原題:Air Crash Investigation 9

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「 ハドソン川の奇跡 (Hudson River Runway) 」

2009年1月15日、ニューヨークのラガーディア空港を離陸して2分もたたないうちに、USエアウェイズ1549便が鳥の群れに衝突した。両翼のエンジンは突然、推力を失いエアバスA320型機は空から落下し始める。乗員は懸命にエンジンを再始動させようとするが失敗。一方にはニューヨーク市街、もう一方にはニュージャージー。チェスレイ・サレンバーガー機長は着陸する場所を必死で探した末、サレンバーガー機長は乗客と乗員に、衝撃に備えるよう警告する。そして管制塔に、航空機をハドソン川に不時着水させると連絡を入れた。驚くことに、乗客・乗員155名は全員無事だった。調査員たちは、鳥がどのように世界で最も高性能な2つのジェットエンジンを故障させたのか、原因を探る。再び同じような事故が起きるのを防げるのだろうか?

「 タン航空3054便 (Disaster Runway) 」

2007年7月17日、タン航空3054便のエアバスA320型機は、サンパウロの悪名高いコンゴーニャス空港に着陸するための最終進入中だった。コンゴーニャス空港の滑走路35-Lは、世界でも非常に危険な滑走路の1つだ。高台に造られていて、周りは高層ビルに囲まれている。
3054便の乗員は、滑走路が濡れていて滑りやすいという報告を受けた。エンリケ・ステファニーニ機長は、全長1,945メートルの滑走路の終点部分にエアバスA320型機を降下させる。しかし、逆推力装置とブレーキを併用しているにもかかわらず速度が落ちない。航空機は猛スピードで滑走路を通り越し、主要道路を横切って、近隣のビルと給油所に激突した。乗客・乗員は全員死亡。地上にいた12名も命を落とした。これは南米史上、最悪の航空機事故である。これ以上の犠牲を出す前に、調査員たちは大きな重責を担いながら、ブラジルで非常に過密な滑走路で何が起きたのか、真相の究明にあたる。

「 ウエスト・カリビアン航空708便 (Plane That Flew Too High, The) 」

2005年8月16日、ウエスト・カリビアン航空708便のマクドネル・ダグラス社製DC-9-82(MD-82)型旅客機は、予定より数時間遅れてパナマ・シティを出発し、マルティニク島に向かっていた。航空機は気象状態の悪い空域にさしかかり、パイロットたちは迂回を余儀なくされる。乱気流に加え、ほかにも問題を抱えていた。エンジンから十分な推力を得られていなかったのだ。この問題を解決するためパイロットは高度を下げるが、下がりきる前に失速警報がコックピットに鳴り響く。飛行を続けるには速度が遅すぎるためだ。パイロットたちが問題の原因を突き止める前に航空機は落下し、人里離れたベネズエラの農場に墜落した。調査チームは、ベネズエラ史上最悪の航空機事故の原因解明に乗り出す。世界でも有数の安全な航空機に何が起きたのか?

「 アロー航空1285便 Split Decision 」

1985年12月12日、アロー航空1285便のDC-8型機には、中東で6ヵ月にわたり平和維持活動の任務にあたった精鋭のアメリカ人兵士248名が乗っていた。休暇で帰省するためだ。ケンタッキー州フォート・キャンベル行きの1285便は、軍隊の輸送用として契約されたチャーター機だった。カイロから帰国する途中、DC-8型機は予定通りニューファンドランド島のガンダー空港に立ち寄り、給油を行った。しかし、目的地までの最後のフライトに向けて離陸したほんの数秒後、航空機の対気速度が落ちて高度が下がり、滑走路からわずかに南の、木がうっそうと茂った場所に墜落してしまう。過去に例がないほど悲惨な航空機事故となった。調査で明らかになった事実は激しい議論を呼び、現在まで続いている。

「 コンチネンタル・エクスプレス2574便 (Breakup Over Texas) 」

その日の朝、コンチネンタル・エクスプレス2574便のエンブラエル120ブラジリア機は予定通り2度目のフライト中だった。テキサス州ラレドからヒューストンまで、1時間の運航は終わりに近づいていた。最新鋭の航空機エンブラエル120ブラジリアは近距離用の旅客機で、あと数回の短いフライトが予定されていた。しかしパイロットたちが降下の準備に入った時、航空機は落下。わずか数秒で数千フィート降下し、農場に激突して大破したのだ。この事故で、搭乗していた14名全員が死亡。墜落時の衝撃は大きく、残骸が航空機のものだと判別できないほどだった。
調査員たちは機内に爆発物があったと推測したが、その可能性は消え、さらなる調査によって善意が恐ろしい結果を引き起こした真相が明らかになる。

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