メーデー!17:航空機事故の真実と真相

原題:Air Crash Investigation 17

※実際に放送される順番とは異なる場合がございます。また、全てのエピソードが放送されない場合がございます。
放送日時に関しましては、番組表及び、番組ページ放送予定欄をご確認ください。

「 キャセイパシフィック航空780便 (原題:Deadly Descent) 」

2010年4月13日。南シナ海上空。インドネシア発、香港行きキャセイパシフィック航空780便の2基のエンジンが相次ぎ推力喪失。エアバスA-330は重量200トンのグライダーになった。緊急事態を宣言した機長は、壊滅的な洋上着水を回避し、何とか手動で操縦しながらスロットルを動かし1番エンジンの推力を回復することに成功した。ところが、着陸に備えて推力を絞ったはずのエンジンは、大出力で回転を続けていた。

「 ギャロッピング・ゴースト (原題:Death Race) 」

2011年9月16日。砂漠で開催されるリノ・エアレース。第2次大戦の単発戦闘機によるアンリミテッド・クラスの最終予選。3万の観客が見上げるなか、6機は地上30メートルの超低空を時速700キロ超の速度で長さ13キロの楕円コースを飛ぶ。ところがP-51ムスタングを改造した「ギャロッピング・ゴースト」が突然バランスを崩し急上昇。操縦不能のままスタンド前に墜落。航空機レース史上最悪の墜落事故の1つとなる。

「 KLMシティホッパー433便 (原題:Fatal Approach) 」

1994年4月4日。アムステルダムからウェールズのカーディフに向かうKLMシティホッパー433便がエンジンの不調で空港に戻った。ところが着陸しようとしたところ、突然右に傾き、主翼が地面に接触。墜落して滑走路脇の草地で分解した。乗っていた24人のうち乗客2人と機長が死亡した。オランダの事故調査委員会が調査を進めると、ある回路の些細な問題をきっかけに、一連のエラーが発生し、破局に至ったと分かる。

「 AIA808便 (原題:Borderline Tactics) 」

1993年8月18日アメリカの貨物機がキューバのグアンタナモ湾にあるアメリカ海軍基地に難しい着陸を試みる。滑走路はキューバ兵が銃を構える境界の柵から1200メートルのところにあり、領空侵犯は許されない。ところが進入の最終段階で問題が起き、DC-8は滑走路手前に墜落した。キューバの関与も疑われるなか調査チームが明らかにしたのは、場所がどこであれパイロットの命を脅かす、目には見えない重大な原因だった。

「 ファイン航空101便 (原題:Deadly Pitch) 」

1997年8月7日。40トン以上のデニム生地を積み、マイアミからドミニカ共和国に向かって離陸したファイン航空101便が滑走を離れた直後に機首を急激に上げ、その後失速して墜落。地上を滑りフリーウェイを横切って向かいの建物に突進し、乗員乗客4人全員と地上の1人が死亡した。墜落の光景は何百人にも目撃されるが、調査チームは原因を解明できない。ところがある内部告発をきっかけに、調査は新たな展開を見せる。