赤ちゃんベルーガの呼び声

原題:Call of The Baby Beluga

番組内容

赤ちゃんベルーガが川岸に打ち上げられた。カナダのセントローレンス川に生息するベルーガは残り900頭しかいないとされる。他の野生動物とは比較にならないくらい人間との関わりは深く、数世紀以上前には殺して捕獲していたが、近年研究が進み、保護されるようになった。文明の歴史は彼らの血肉と共にある。心の熱い研究者たちが、この伝達能力を持つ高等な生物の生態を解き明かし、迫り来る絶滅の危機から救おうと立ち上がる。

動物トリビア【コレ知ってた?】
ベルーガの子育てと社会性
群れで赤ちゃんを育てるベルーガ。例えば、母親とは違う若いメスのベルーガが赤ちゃんの面倒を見るのだが、その経験は将来そのベルーガに子供が出来た時の知恵となるのだ。また、ベルーガと一言でいっても十人十色の個性をそれぞれが持っていて、群れの中で社会が形成されている。人間との共通点が多い生物となるが、まだまだその生態は謎のベールに包まれている。そこで研究者達は、ベルーガが持つ傷やマークなどの特徴から個体を識別し、群れの一生と命の巡りを見届ける。

赤ちゃんベルーガの成長
長期の研究から分かったことが、ベルーガの赤ちゃんの言語能力は人間と同じように進化するということ。例えば、人間の赤ちゃんが初めは「アーア」しか言えないのが、段々と「ママ」とはっきり喋れるようになるが、ベルーガもそんな成長過程を経てから大人となる。ベルーガはにっこり笑っているかの様な顔をしていて愛らしく、人間との共通点も実は多い。しかし、そんな彼等も絶滅危惧種。この番組を見て、彼等を守りたいという意識を持ってもらえたら何よりだ。

■二ヶ国語
■60分/1話