ナショナル ジオグラフィック

シーザー・ミランの愛犬レスキュー

原題: Cesar To The Rescue
シーザー・ミランの愛犬レスキューの写真

番組内容

あのカリスマ ドッグ・トレーナーが愛犬の問題行動に疲れ果てた飼い主をお助け!
近隣での問題を解決するには飼い主と犬の間で取り決めを作ることが最善策だとシーザーは知っている。ドッグパークから歩道まで、犬とその飼い主が集まるところで事件は避けられない。シーザーの使命は、町中どこでも飼い主たちが安心できる環境を作ること。犬のしつけが手におえない飼い主の知人がシーザーに助けを依頼。シーザーは飼い主に内緒で赴き、問題の解決に乗り出す。

シーザー・ミラン

数千頭の犬を訓練した経験を持つ、ナショジオが誇るドッグトレーナー。動物に対する深い愛情と知識を持つ彼は、彼自身と動物が放つエネルギーとボディーランゲージに耳を傾け、犬の問題行動を次々と解決していく。今回こそは無理だろうと思われた問題犬ですら、シーザーにかかれば魔法の様に解決してしまうのだから犬を飼っている人・飼ったことのある人からすれば不思議で仕方がない。シーザーのトレードマークになりつつある「シッ」という掛け声と共に大人しくなる犬を目前に、感心だが少し不満そうに首をひねる飼い主たちの姿にも共感してしまう。プライベートでもたくさんの犬、そしてラマを飼っているシーザー。プライベートでも仕事でも動物は切っても切れない存在なのだろう。


■60分×6話

番組のみどころ

シーザーの神業は犬の種類を選ばない!
番組で登場する犬は、巨大なロットワイラーから凶暴な極小チワワまで大小様々。シーザーはいかなる犬種でも一瞬でしつけてみせる。延々と吠えていた問題犬がシーザーの手に渡った途端、おとなしくなるなど、カリスマ ドッグトレーナーの名に恥じぬシーザーの活躍も見どころの一つだ。

シーザーならではのユニークなしつけ方法
犬の抱える問題によってしつけを変えるのも重要な要素。シーザーはそれぞれ問題犬の気持ちを瞬時に読みとり、それぞれの犬にあった訓練やしつけを施す。自分の不安から他の犬に乱暴な行動に出てしまう問題犬に対しては、自信を取り戻させるため、わざわざ足元が不安定なサーフボードに乗せたりと、ユニークなものも多い。

犬の問題行動は、飼い主のせいかも?
問題犬といっても、常に犬にだけ責任があるわけではない。飼い犬の問題行動は、飼い主のリーダーシップの欠落などによって引き起こされる事も多い。シーザーは犬の問題行動の理由を見分け、時には飼い主の問題を指摘、飼い犬のよきリーダーとしてとるべき態度、行動を指導する。

アフターケアも充実
番組では飼い主の悩みを解決したあとのアフターケアも充実。1週間ほど飼い主の生活を隠しカメラで追い、シーザーのアドバイス通りしっかり愛犬のしつけをこなしているかを確認。シーザーと映像を見直し、復習する。シーザーはあくまでもアドバイスとしつけ方法を教えるだけ、愛する犬は自分でもしっかりしつけられないといけないのだ。

エピソード

「 確執を生む犬 (原題: Family Feud) 」

確執を生む犬 (原題: Family Feud)の写真

友人の犬が攻撃的で危険だと、助けを求められたシーザー。ミスティは飼い主一家に噛みつくことがあり、近隣の住民からは安楽死まで勧められている。あとがないミスティを、シーザーはリハビリで変えることができるのか。続いて、飼い犬同士がすぐにケンカをするという兄妹が登場する。悪いのは妹の犬だと言う兄と、兄の犬にも問題があると主張する妹。果たして真相はどうなのか。兄妹の確執を解消すべく、シーザーが立ち上がる。

「 ボスは誰だ (原題: Boss With A Bark) 」

ボスは誰だ (原題: Boss With A Bark)の写真

オーナーの犬たちが店で大騒ぎすると、レストランの従業員から相談を受けるシーザー。賑やかなのが大好きなオーナーは、3匹のビションに問題はないと言い張る。その意識をシーザーは変えられるのか。続いて、重さ約64キロのラブラドールが登場。飼い主は、映画にもなったフリーダム・ライターズ基金の代表、エリン・グルーウェルだ。あらゆる生徒を指導してきたエリンは、社内で好き放題している愛犬にルールを教えられるのか。

「 凶暴犬は手に負えない? (原題: Dog Fight) 」

凶暴犬は手に負えない? (原題: Dog Fight)の写真

近所に住む2匹のボクサーが散歩中に他の犬を襲って困ると、助けを求められたシーザー。飼い主たちは2匹をなるべく外に出さないことで対処していて、リハビリなど無理だろうと諦め気味だ。初めて、シーザーの手にも負えない犬の登場となるか。続いて訪れるダンススタジオでは、オーナーの犬が生徒たちに噛み付こうとし、レッスンを妨害する。妊娠中の飼い主は、赤ん坊が生まれてくるまでに愛犬に境界線を守るよう教えられるのか。

「 襲いかかる犬たち (原題: Attack Dogs) 」

襲いかかる犬たち (原題: Attack Dogs)の写真

将来有望なフットボール選手の飼うロットワイラーが凶暴で心配だと、コーチから相談を受けるシーザー。既に他の犬を2匹襲っていて、更に問題を起こせば飼い主の責任問題になりかねない。シーザーは前途多望な若者の将来を救うため、一風変わった練習を行う。続いて、自転車やスケートボードを敵視するドーベルマン・ピンシャーが登場。飼い主にすら襲いかかり、事態は深刻だ。シーザーは犬の苦手意識を取り除くことができるのか。

「 飼い主の影響 (原題: Ripped Apart) 」

飼い主の影響 (原題: Ripped Apart)の写真

ピットブルを拾ったアイリーンは、彼氏に何の相談もなく2人で住むアパートに犬を連れ帰る。以来、2人は絶えずケンカを繰り返し、犬が手に負えないのが原因だとシーザーに助けを求める。シーザーは犬をリハビリさせ、2人の仲を修復できるのか。続いて、飼い主を引きずる大型犬が登場。ドッグランで2度問題を起こし、もう一度トラブルを起こせば出入り禁止になりかねない。仲良しグループの皆が、何とかしようと立ち上がる。

「 攻撃性の理由 (原題: Neighborhood Bully) 」

攻撃性の理由 (原題: Neighborhood Bully)の写真

友人の犬に噛まれたというローズが、次の犠牲者を出さないようにとシーザーに助けを求める。ターシャは他の犬や人が近付くと飼い主を守ろうとし、攻撃的な態度に出るのが問題だ。再度 誰かを襲えば安楽死させられる可能性の高いターシャを、シーザーは救うことができるのか。続いて、愛犬が近所の犬に噛まれたと相談を受けるシーザー。力の強い犬をコントロールできずにいる飼い主たちを、シーザーは正しく導くことができるのか。

この番組をシェアする

視聴方法

WATCH NAT GEO

地球の今 わたしたちの未来
知り、驚き、感動する世界最高峰のドキュメンタリーをもっと身近に