ナショナル ジオグラフィック

世界の巨大工場 7

原題: Megafactories: Supercars
世界の巨大工場 7の写真

番組内容

より速く、より美しく。名車の製造過程に大潜入!
世界的な商品を生み出す巨大な工場内部に潜入!普段は目にすることのできない製造過程や驚きの技術を大公開する「世界の巨大工場」シリーズ7弾の「世界の巨大工場 7」では最先端の工学技術を応用して作られるスーパーカーの製造工場に大潜入。技術やデザインが細部まで追求された、世界が誇る高級車の裏側を紹介する。

■60分×9話

エピソード

「 マスタング (原題: Supercars: Mustang) 」

マスタング (原題: Supercars: Mustang)の写真

めったに見られないフォード社のマスタング製造工場に潜入。ここでは初代ポニーカーの最新モデルが製造されている。驚くべきことに、車も工場も異なる車種を製造できるよう設計されており、基本のV6エンジンから、650馬力を誇る、圧倒的なパワーのV8エンジンを搭載した4車種が生産されている。650馬力のV8エンジンといえば、馬力に関してはV8エンジン中、世界最強である。

「 コルベットZR1 (原題: Supercars: Corvette ZR1) 」

コルベットZR1 (原題: Supercars: Corvette ZR1)の写真

なかなか目にすることができないコルベットの巨大工場にカメラが潜入する。工場では正真正銘のアメリカ製スーパーカー「コルベットZR1」を製造。これまで製造されたコルベットのなかで、最速、最強、最高価格であり、ヨーロッパが誇る最高のスーパーカーとも十分に勝負できる。

「 パガーニ (原題: Supercars: Pagani) 」

パガーニ (原題: Supercars: Pagani)の写真

100万ユーロ(約1億円)の価値を持つ自動車とは?ホラチオ・パガーニ氏によると、その答えは、芸術性と技術性が完璧に融合し、無類のパワーとパフォーマンス、そしてラグジュアリー感を備えたスーパーカーであるという。その原材料には最高品質のものが使用され、4700個あるコンポーネントのすべてが芸術品として評価されていなければならない。今回はパガーニ・アウトモビリ社の世界的に有名なゾンダの後継車「ウアイラ」に密着。機密裏の設計と開発が始まった8年前にさかのぼり、100万キロを超えるテストプログラムを経たウアイラ誕生までの軌跡を追う。また2011年のジュネーブでの発表から、最初のカスタムカー製造までも紹介。細部にまでこだわるパガーニ氏の情熱を共有するひたむきな職人たちをはじめ、彼に魅せられ、並々ならぬ期間をかけて取引を勝ち取ったサプライヤー陣にも出会うことができる。彼らはパガーニ氏が要求する驚くべき高水準を満たしたパーツを製作する。今回は何よりもパガーニ氏本人が持つ世界と想像力に潜入する。人々を魅了し情熱に燃える天才は、厳しい完璧主義者でもあるため、この車の完成が危ぶまれる恐れさえある。

「 ランボルギーニ・アヴェンタドール (原題: Supercars: Lamborghini Aventador) 」

ランボルギーニ・アヴェンタドール (原題: Supercars: Lamborghini Aventador)の写真

2011年、最後のフラッグシップ・モデル、ムルシエラゴの発表から10年近くを経て、ランボルギーニが最新モデル「アヴェンタドール」を発表した。最高速度は時速350キロ。操作性を改良し、ランボルギーニの新時代を象徴する車だ。番組では北イタリアにある同社の工場に潜入。アヴェンタドールの構想から発表までの誕生過程を追う。新設された約500平方メートルの施設では、アヴェンタドールの革新的な特徴である、オール・カーボンファイバー製モノコックだけが製作されている。その新施設から組み立てラインまで、驚きの生産工程を追跡。組み立てラインでは、最先端の設備に沿って高度な技術を有するメカニックたちが並び、1日4台、このスーパーカーを製造している。

「 ポルシェ911 (原題: Supercars: Porsche 911) 」

ポルシェ911 (原題: Supercars: Porsche 911)の写真

ポルシェのアイコン、911のニューモデル開発をめぐる挑戦を紹介する。今回7代目となる911は、911らしい外観を継承するものの、サイズ、設計、パフォーマンスにおいて、実質的には全く新しい911に仕上がっている。

「 フェラーリFF (原題: Supercars: Ferrari FF) 」

フェラーリFF (原題: Supercars: Ferrari FF)の写真

めったに公開されないフェラーリの工場にカメラが潜入。ここでは初の4輪駆動、4シーターの新しいFFが製造されている。FFに搭載されている12 気筒エンジンは660馬力を誇り、マラネロにあるフェラーリの工場で製造された、最強のエンジンのひとつである。エンジンブロックの鋳造は同工場で行われ、最終組み立てラインに投入される前に複数回の品質検査を通過しなければならない。

「 レクサスLFA (原題: Supercars: Lexus LFA) 」

レクサスLFA (原題: Supercars: Lexus LFA)の写真

静かで経済的、そして高級車の代名詞として20年間、その名を不動のものとしてきたレクサス。そのレクサスが同社初となるスーパーカー「レクサスLFA」を発表。スタートから4秒以内に時速100キロまで加速、控えめな同ブランドとは段違いである。今回、番組では日本製のスーパーカー製造の裏側を探る。日本の豊田市にあるLFA工場において手作業により製造されているLFAは、ボディーの65パーセントにカーボンファイバーを使用。公道を走行できる、最強のハイパワーエンジンのひとつを搭載している。市販価格は3750万円で、日本製の乗用車のなかでは、これまでの最高価格を誇る。

「 グンペルト・アポロ (原題: Supercars: Gumpert Apollo) 」

グンペルト・アポロ (原題: Supercars: Gumpert Apollo)の写真

グンペルト社の「アポロ・エンレイジド」は、公道走行が可能な100万ドル(約8100万円)のレーシングカーである。地球上で最も速く、最も高級な車のひとつでもある。ドイツで手作業により製造され、一部にヨーロッパにおける最高品質のレーシングカー部品を使用している。創立者のローランド・グンペルト氏は会社が破綻を免れるためにも、同車の販売に期待を寄せている。

「 テスラ・モデルS (原題: Supercars: Tesla Model S) 」

テスラ・モデルS (原題: Supercars: Tesla Model S)の写真

人間は長年、交通の手段を内熱機関に頼ってきた。しかし、化石燃料が激減するなか、ある企業が人間の交通手段に変化をもたらそうとしている。今回は高級セダンで世界初となる完全な電気自動車、テスラ「モデルS」の裏舞台を紹介する。カリフォルニアのフリーモントにあるテスラモーターズの画期的で新しい巨大工場では、電気に関するエキスパートたちが量産に向け準備をしている。果たしてモデルSは旋風を巻き起こすことができるのだろうか?

この番組をシェアする

視聴方法

WATCH NAT GEO

地球の今 わたしたちの未来
知り、驚き、感動する世界最高峰のドキュメンタリーをもっと身近に