ロバート・バラード(Robert D. Ballard)

海底探検家、ロバート・バラード博士と海の底へ行ってみませんか?タイタニック号やドイツの戦艦ビスマルク号を発見したロバート・バラード博士は、「ノアの洪水を探る(The Quest for Noah's Flood)」に登場します。
* 「ノアの洪水を探る(The Quest for Noah's Flood)」は日本未放送です。

ロバート・バラード博士は、コネチカット州のミスティックにある探査研究所の所長です。博士の一番よく知られている功績は1985年のタイタニック号の発見ですが、他にもドイツの戦艦ビスマルク号や、ガダルカナルで行方不明となった船団、第二次大戦中にミッドウェー海戦で沈没した米国空母ヨークタウン号など、有名な艦船の残骸を多数発見しています。

バラード博士は、これまでに有人・無人の深海探査を100回以上行ってきました。1997年に行われたガラパゴス沖の海溝探査では、海底の熱水噴出口とその周辺の珍しい生態系を見つけ、科学史上に残る大発見となりました。

「子供の頃の夢は、『海底2万マイル』のネモ船長になることだった」 - ロバート・バラード博士

バラード博士は、1942年6月30日、カンザス州ウィチタに生まれ、サンディエゴで育ちました。ロード・アイランド大学で海洋地質・地勢学の博士号を取得した後、ウッズホール臨海実験所に30年間勤務。海洋研究用の有人潜水艇と遠隔操作探査機の開発を手がけました。JASONプロジェクトを立ち上げた博士は、学校に通う多くの児童が遠く離れた地で行われる水中探査の様子を同時に見ることができるよう、通信技術の確立に努めています。

バラード博士は米海軍予備軍の司令官に任命されており、13の名誉学位と6つの軍事関係の賞を受けています。1996年には、「世界の海洋に秘められた謎を解き明かし、学生が科学に関心を持つきっかけを提供した功績」に対し、ナショナルジオグラフィック協会からハバード・メダルを授与されました。博士のこれまでの著書は16冊。他にも多数の科学論文を発表し、「ナショナルジオグラフィック」誌に掲載された記事の数は10を超えます。バラード博士が登場するナショナル ジオグラフィックテレビジョン制作番組「タイタニック:海底に眠る豪華客船(Secrets of the Titanic)」は、海外で記録的な視聴率を獲得しました。

バラード博士の最近の発見には、地中海の古代交易路に沿って点在する沈没船の残骸(1997年)、深海で発見された最古の難破船である古代フェニキア船2隻(1999年、イスラエル沖)などがあります。2000年には、黒海でプロジェクトを始動し、ノアの箱舟の伝説の中で数千年前に地域一体を襲ったとされる大洪水の証拠を探しています。

出演番組

タイタニックと米海軍極秘任務

タイタニックと米海軍極秘任務
冷戦時代、アメリカの原子力潜水艦2隻が行方不明となった。